「食べること」が苦手な経験から生まれた、独自の表現世界で注目を集めるアーティスト、川内理香子インタビュー CINRA.NET 1月14日(水)21時41分配信 少し不思議なインタビューを紹介する。「食べること」をテーマにした絵画作品を展開する川内理香子は、弱冠24歳。多摩美術大学絵画学科専攻の現役の大学生だ。今年で9回目を迎えた、新進アーティストを対象にした公募プログラム『shiseido art egg』で3名の入選者に選出され、1月より資生堂ギャラリーで個展を行なうなど、注目を集めている。 【もっと写真を見る】 川内の作品には、幼児体験や「生」に対する実感が反映しているという。か細い描線でかたどられた食べ物や、人物、あるいは事物には、存在の重さと軽さが同居し、今にも消えてしまいそうな儚さが漂う。「絵を描くことで、居心地の悪さを振り切っていきたい」と川内は言う。その言葉には、彼女なりの世