夜の街を歩くのは楽しい。道端では真っ赤な椿がめらめらと咲いていたり、24時間営業の飲食店には都会の疲労が渦巻いていたり、昼にはきらびやかな美容室がしーんと眠っていたり、信号は神経質にチカチカチカチカ光っていたりする。 昨年はたらと夜の街を歩き回った。なんだなんだ、眠れないぞという夜に自転車をこいで近所をうろうろしたり、飲み会終わりに一人そっと集団を抜け、歩いたことのない道に入ってみたり、仕事帰り途中の駅で降りてみたり。 川崎をうろうろしたやつ↓ 川崎工場地帯の夜。ステーキ・春闘・構造の抑圧 春はきゃりーぱみゅぱみゅとともに - 今夜はいやほい いろいろ歩いた結果わかったのは、夜歩くのには適した場所というのがいくつかある。公園、水辺、大きな道路、商店街などなど。 とくに公園はよい。とにかくびっくりするくらい静かである。う~んここは世界の中心か?といった情緒である。土が香り立っていたりするとて
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