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ブックマーク / kikuchidesu.hatenablog.com (4)

  • 一泊二日、盛岡を食べる。ウニが詰まった牛乳ビンが転がる街。 - 今夜はいやほい

    卵液に肉を浸す焼肉、そして盛岡冷麺 旅先の喫茶店でだらだら読む、弘兼漫画 酒を注ぐ老婆のうつくしき指先、平興商店 誰もいない、もりおか歴史文化館へ 川辺でコーヒーを飲む 白龍じゃじゃ麺、スープを注ぎちーたんたん 盛岡のバイキングがあざみを踏みつける 福田パンのいわて牛焼肉サンドうまい あふれんばかりの牛乳瓶入りウニをべてしまう 初めて、盛岡に来た。盛岡というと、僕にとってはユーミンのアルバム「悲しいほどお天気」に収録されている”緑の街に舞い降りて”である。 輝く五月の草原を さざなみ遥かに渡っていく 飛行機のかげと雲のかげ 山すそかけ降りおりる 着陸間近のイアホンが お天気知らせるささやき Moriokaというその響きがロシア語みたいだった 確かに、ロシア語といえば〜シュカとか〜チカという印象があるので、モリオカにおいてもこれはロシア語的であると言えなくもないのだが、なかなかかのこじつけ

    一泊二日、盛岡を食べる。ウニが詰まった牛乳ビンが転がる街。 - 今夜はいやほい
  • 一泊二日、名古屋を食べる - 今夜はいやほい

    用事があって名古屋にやってきた。何もないと言われる名古屋であるが、何もない度では他に引けを取らない埼玉から来た僕たちは、密かに興奮していた。名古屋めしをべつくさん。そんな1泊2日の記録である。 朝10時を少し過ぎたころ、名古屋駅に到着した。 今べると、昼ごはんべられなくなるかなと配偶者に言うと、配偶者は「え?」と驚いたような声をあげた。自らの気合いが足りていないことを知った。そう、来たら、ただべるだけなのである。 うまいと噂の、駅中のきしめん屋、住よしへ。あるホームは並んでいたが、僕たちの入ろうとした店は空いていて特に並ばず入店することができた。牛肉と卵を載せたものを注文した。皆静かにべている。雑踏と高らかに響く構内アナウンスの音が何やら気分を盛り上げる。 やや熱が入って固まりつつある卵を崩して、混ぜ合わせる。汁の匂いが立ち上がる。味の濃い牛肉と、やや小ぶりの卵が合わさり麺の旨さ

    一泊二日、名古屋を食べる - 今夜はいやほい
  • 別府で元遊郭の旅館すずめに泊まったら、野良猫がベッドで寝ていた。 - 今夜はいやほい

    田んぼオタクの大学の先輩が、木曜の夜中に、おい、今すぐ大分まで田んぼを見に行くぞと言うので、金曜にLCCの航空券を買い、土曜の始発の電車に乗り込み、はるばる大分までやってきた。なんでも大分には、田んぼおたく界隈にとってのメッカとでも言うべき、非常にあつい田んぼがあるらしいのである。世界にはあらゆるオタクがいるものである。田んぼについてものちのち書きたい。 ホテルをとっていなかったので、大分についてから宿泊場所を探し始めた。若き労働階級においては、節約、なんにせよ節約であるということで、安い宿を探していた。 すると、こんな宿が見つかった。 旅館すゞめ かつて別府駅の北側には行合町遊郭という遊郭があったらしい。いまは北部旅館街という名前になっているのだけど、なんでもその旅館街に遊郭時代から残っている宿があるというのだ。しかも、宿泊、なんと2500円である。 なんにせよ安いので、予約しようと試み

    別府で元遊郭の旅館すずめに泊まったら、野良猫がベッドで寝ていた。 - 今夜はいやほい
  • 夜の巷を徘徊するのはとてもたのしい - 今夜はいやほい

    夜の街を歩くのは楽しい。道端では真っ赤な椿がめらめらと咲いていたり、24時間営業の飲店には都会の疲労が渦巻いていたり、昼にはきらびやかな美容室がしーんと眠っていたり、信号は神経質にチカチカチカチカ光っていたりする。 昨年はたらと夜の街を歩き回った。なんだなんだ、眠れないぞという夜に自転車をこいで近所をうろうろしたり、飲み会終わりに一人そっと集団を抜け、歩いたことのない道に入ってみたり、仕事帰り途中の駅で降りてみたり。 川崎をうろうろしたやつ↓ 川崎工場地帯の夜。ステーキ・春闘・構造の抑圧 春はきゃりーぱみゅぱみゅとともに - 今夜はいやほい いろいろ歩いた結果わかったのは、夜歩くのには適した場所というのがいくつかある。公園、水辺、大きな道路、商店街などなど。 とくに公園はよい。とにかくびっくりするくらい静かである。う~んここは世界の中心か?といった情緒である。土が香り立っていたりするとて

    夜の巷を徘徊するのはとてもたのしい - 今夜はいやほい
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