言葉の出生歴 周囲からわたしは理屈っぽいと思われていますが、だいぶ感情的だと自分では思っています。 また、どちらかといえば怒りっぽいとおもっているのですけれども「全然怒らないねえ」と。 言葉が遠くからやってきた 思考作法に変遷はございますが、こちらも感情的。 若い頃は「なにを言おうか?」「なにを言ったらいいのか?」の前に勝手に二文字の漢字が浮かんできました。 普段から常にということではないですが、「これについて考えよう」と意思すると、頭の中の暗い背景の中から白い文字が遠くからやってきて、その二文字を読むと文章が展開するような感じで。 考えているのでしょうけれども考えてはいないのです。ただそこにあるだけですから。しかもそれがうまくあてはまる。 問題を入れてあげると自動販売機のように言葉が返ってくるのでなかなか楽しめました。これが離人症傾向がなくなってくるとともにいつしかなくなり、以来、文章で