武家屋敷の並んだ地区から、いよいよ天守のあった関見台へ。 海峡を一望する天守台と、海に浮かぶ小さな伝説の島。 前回の記事 上級武士の邸宅が並ぶエリアから国道9号を挟み、本丸のあった宮崎町のあたりへ向かおう。 これは県立豊浦高校。我が母校である。「とようら」じゃないよ、「とよら」だよ。 前々回の記事でちょこっとだけ載せた長府毛利藩の藩校 敬業館を礎とし、現在に受け継がれている。学校の敷地はかつて長府毛利藩の政庁である。めちゃくちゃ広い。 ちなみに山口県の郷学(藩校の流れをくむ学校だと思っていただければ)の数は全国でも最も多く19校あるらしい。 学校の白壁沿いに東へ。 住宅街に突如現れる石垣。 かつての城郭の一部が現存する。その石垣の上に民家が立つ光景…なんとも不思議だ。 そのまま坂を登っていくと豊功(とよこと)神社がある。 忌宮神社の境内にあった豊功社をこの地に移し、歴代毛利藩主を祀る。 そ