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ブックマーク / jun-jun1965.hatenablog.com (4)

  • 音楽には物語がある(59)ミスター・シンセサイザー 「中央公論」11月号 - jun-jun1965の日記

    タモリと子供たちが歌った「ミスター・シンセサイザー」という歌は、1980年に「みんなのうた」で放送された。当時、新しい楽器として注目されていたシンセサイザーを顕揚する児童歌で、「ハナモゲラ語」などで知られ、表舞台へ進出してきたタモリが、歌の途中で即興で意味不明な言葉を叫ぶという趣向もあった。タモリのことは、NHKはこの当時から好きで、バラエティ番組「テレビファソラシド」に起用したり、単発ドラマの主演に使ったりしていた。あとから考えると、謎の言葉は大橋巨泉、偽外国語は藤村有弘の二番煎じなのだが、新世代のインテリお笑い芸人というところか。以後今日までNHKはタモリを重用し続けている。まあ私も、ビートたけしに比べると、タモリのほうが常識人で、面白いと思っていた。 さてシンセサイザーは、私は中学生のころに知って、面白そうだと興味を抱いたのだが、最初に「シンセサイザー音楽」に触れたのは、高校一年だっ

    音楽には物語がある(59)ミスター・シンセサイザー 「中央公論」11月号 - jun-jun1965の日記
  • 微温化され中産階級向きにされる大江健三郎 - jun-jun1965の日記

    9月13日の昼過ぎ、今日都内のホテルで、大江健三郎のお別れの会が開かれたというニュースをX上で見た時、あっ私は呼ばれなかったんだという悲哀が突き上げてきた。衝撃を受けつつあちこち調べてみると、大江についてのを書いた榎正樹は呼ばれたが行かなかった、高原到も呼ばれたが仕事があっていけなかったとかポストしており、かなり幅広く呼ばれたらしく、もしや蓮實重彦も呼ばれなかったのではと思ったが呼ばれていたようだし、私がパージされたのは明白で、私は衝撃のため二日ほど仕事が手につかなかった。 そこで私は「眠れる森の美女」の舞踏会に呼ばれなかった魔女のごとくタタリ神となって以後は語るが、近年、大江健三郎は中産階級向け、お茶の間向け、テレビ向けに微温化され、デオドラント化されている。スピーチしたのは黒柳徹子、山内久明、朝吹真理子というあたりがすでに微温的ではないか。 そもそも私が中学3年の時『万延元年のフッ

    微温化され中産階級向きにされる大江健三郎 - jun-jun1965の日記
  • 作家の長者番付 - jun-jun1965の日記

    新聞記事から、作家の長者番付の変遷を調べてみたが、2005年以降、発表されなくなったので、今どうなっているか分からないのは不便だ。死んだら除かれるから西村京太郎ではないだろうが、今は一位は誰なんだろう。〇は初登場。 1965 1,山岡荘八、2,松清張、3,源氏鶏太、4,石坂洋次郎、5,山田風太郎、6,柴田錬三郎、7,川口松太郎、8,水上勉、9,井上靖、10、石原慎太郎、11、司馬遼太郎 1966 1,山岡、2,源氏、3,松、4,谷崎潤一郎、5,川口松太郎、6,柴田、7,司馬 1967 1,松、2,源氏、3,石坂、4,山岡、5,柴田、6,井上、7,〇黒岩重吾、8,石原慎太郎、9,司馬、10、大久保康雄 1968 1,松 2,司馬 3,源氏 4,石坂、5,〇梶山季之 6,谷崎松子、7,柴田錬三郎、8,井上靖、9,黒岩、10,山岡 1969 1,司馬、2,松、3,梶山、4,〇佐賀潜、5

    作家の長者番付 - jun-jun1965の日記
  • 「ウルトラマン」ダダの回のグダグダ - jun-jun1965の日記

    こないだ「ウルトラマン」のダダの回「人間標5・6」を観たら、山田正弘のシナリオがグダグダだった。だいたい題名の「5・6」が何だか分からない。冒頭は峠での連発するバス事故なんだが、これをダダが仕掛けて、バスの乗客を人間標にしているということになりそうだが、イデは乗っていて普通に病院に行っているしそうでもないらしい。捜査のために科特隊に依頼がいきムラマツとイデがバスに乗ったのにあっさり転落事故にあってしまい科特隊何の役にも立たず。ムラマツと謎の女が「投げ出された」とかで傷一つなく、二人ともそのまま近くの研究所を訪ねるとそこがダダに占領されていて、三つ顔があるから三匹いるかと思ったら一人だったというのがネタだが、一人でこんなところどうやって占領したんだ。 ハヤタは、セブン以後の変身隊員と違って戦闘隊の古株だから、ムラマツがいないので自分がアラシとフジの指揮をとる、と言いつつ、ダダが出たと知ら

    「ウルトラマン」ダダの回のグダグダ - jun-jun1965の日記
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