タグ

関連タグで絞り込む (1)

タグの絞り込みを解除

故事に関するarcade00fire01のブックマーク (1)

  • おせん泣かすな、馬こやせ - 黌門客

    衣笠貞之助の弟子・稲垣浩のエセー集『ひげとちょんまげ―生きている映画史』(中公文庫1981)をこないだ読んでいたら、「一筆啓上、火の用心」というタイトルの文章があり(pp.85-88)、そこに「多作左衛門の『一筆啓上、火の用心』という有名な手紙がある」(p.88)と書いてあった。これは以下、「おせん(仙)泣かすな、馬肥やせ」とつづくかの有名な書翰(国立国語研究所のこちらなど参照)だけれども、実はこの典拠には不明な部分が多いという。 新井益太郎『江戸語に学ぶ』(三樹書房2005)によれば、新井氏が山崎美成の『提醒紀談』(嘉永三年刊)を読んでいたところ、作左衛門が女に「一筆申火の用心、おせん泣すな馬こやせ」と書き送った話が『古老物語』にあると出ていたので、西尾市の岩瀬文庫に問い合わせをして入手した。しかし、「何と『古老物語』に該当する話は載っていなかった。つまりこれは山崎美成氏の思い違いで

    おせん泣かすな、馬こやせ - 黌門客
  • 1