インターネットで“苦桃太郎”を検索すると大阪国際児童文学館のHP(日本の子どもの本100選 1868年~1945年)で尾崎紅葉著『鬼桃太郎』(博文館 1891年)という本が見つかった。改題を読むと、苦桃太郎とはこの物語の主人公の名前らしい。 『鬼桃太郎』の内容 桃太郎に成敗された鬼たちが、川で苦桃を拾うとその中から苦桃太郎があらわれ、毒龍、大狒 狼を家来に桃太郎に復讐しに出かける。 という桃太郎のパロディ。 当館OPACで“鬼桃太郎”を検索すると以下の資料がヒットした。 『名著復刻日本児童文学館 第1集‐(1)』(博文館 1979年) *明治24年刊の復刻 利用者にこの本を見てもらい、お探しの本であることが判明。
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