竹林舎『中世の随筆―成立・展開と文体―』が出来しました。 8月25日刊。本文・582ページ。 細目は以下の通りです。ご一覧ください。 荒木浩編『中世の随筆-成立・展開と文体-』目次 (序言…荒木浩) Ⅰ 随筆とは何か ・「随筆」とは何か―概念編制史からのアプローチ―…鈴木貞美 ・〈肆筆〉の文学―陸亀蒙の散文をめぐって―…高橋文治 Ⅱ 中世随筆の前史と和文 ・藤原定家の『枕草子』…渡邉裕美子 ・日記というジャンルと『たまきはる』…丹下暖子 ・『無名草子』の宮廷女性評論…田渕句美子 ・説話集と随筆―『発心集』の場合―…伊東玉美 Ⅲ 方丈記の世界と時代 ・『方丈記』論─作品成立の場と享受圏をめぐって─…木下華子 ・中国文学と『方丈記』―表現・思想・文体の視点から―…陸晩霞 ・方丈記の装丁とジャンル意識―前田育徳会尊経閣文庫蔵『方丈記』をめぐって―…海野圭介 ・『方丈記』は片仮名文で書かれたかを考