安倍政権により、現在アベノミクスと呼ばれる経済政策が実施されつつあります。 このアベノミクスの中核はよく知られているようにリフレ政策です。 現在の日本と同様に、17世紀後半の江戸時代の日本でもデフレギャップが存在していたようです。その17世紀にも、結果的にはリフレ政策といえるものが実施されました。 その政策がどのような影響があったのかを調べることは、アベノミクスの結果を予測するのに有用でしょう。 この政策は元禄の改鋳と呼ばれています。 この元禄の改鋳前後の物価を見てみましょう。 当時は物価指標は整備されておらず、大坂での米価、あるいは幕府による、旗本・御家人の俸禄米を金で支給する際の公定換算値段−これは「張紙値段」と呼ばれています−の推移を見ることで推定することになります(図1)。 図1 17世紀後半から18世紀初頭の日本の物価推移 出所:「勘定奉行荻原重秀の生涯」(村井淳志)p123表か
国文学研究資料館編 笠間書院 平成24(2012)年8月15日第2刷発行 本書の前半では、代表的な作品を対象とした研究の成果とその手法のエッセンスが分かりやすく紹介されています。また後半では古典籍に関連する言葉の説明が解説されていました。どの項もだいたい12ページ前後とコンパクトにしかも読みやすくまとめられていました。本書のintroductionには 本書は何よりもまず、王朝文学研究に関心を寄せる若い世代の皆さんに手にとっていただきたい、ということで企画編集されました と書かれています。国文科の学生さんを主なターゲットとして書かれた本なのでしょうが、私のような国文科とは縁のない、学生でもなく若者でもない読者でも楽しく読めました。どんな点が楽しく読めたかというと、たとえば土左日記(土佐日記ではなくむかしはこう書かれていたのだそうです)。 土左日記は、蓮華王院宝蔵に収められていた紀貫之自筆本
どこの未来都市?成蹊大学の図書館がとんでもない事になってる これぞ勉学の理想郷!見た目が変わってるだけじゃなく、本から知識を学び議論を戦わせられる、未来形図書館が成蹊大学にある! まるでアミューズメント施設のアトラクションのように見えるが、ここはれっきとした大学の図書館だ。 同学園OBで、ニューポンピドーセンターの設計コンペで1位を獲得した坂茂さん(坂茂建築設計)と三菱地所設計が共同で担当した。 ■浮かんでいる球体は何なわけ? 施設中央に浮かぶ玉の正体は「プラネット」と呼ばれる予約制のミーティングスペース。図書を頻繁に利用するが、同時に議論も不可欠なゼミやグループ活動用に作られたもの。いわば「喋れる図書館」の象徴というわけだ。 成蹊大学は図書館に玉を浮かせることで「静かに本を借りるだけの場所」から「本を媒介に議論を深める場所」に変えた。 ■本を探すシステムも未来型設計 地下
新聞, 本「電通の社内報」でおなじみの日経流通新聞(日経MJ)、2013年1月28日6面「石鍋仁美のマーケティングの「非・常識」」より。米国系コンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニーから転職・独立した連中の著書が売れまくっている件について。売れとんのか。 最近のヒット作の例として挙げられているのが伊賀泰代氏の『採用基準』。もちろん未読。採用基準作者: 伊賀泰代出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2012/11/09メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 20人 クリック: 339回この商品を含むブログ (41件) を見るマッキンゼー日本支社に17年間務め、コンサルタントの採用業務に携わった伊賀泰代氏の著書「採用基準」がヒット中だ。「マッキンゼーが求める人材は、今の日本社会が必要としている人材と全く同じ」とし、「全員が持つべきスキル」としてのリーダーシップについて論じ
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