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2015年1月8日のブックマーク (2件)

  • 史料研究者のとっておき/日本史の森をゆく(東京大学史料編纂所) - 見もの・読みもの日記

    ○東京大学史料編纂所編『日史の森をゆく:史料が語るとっておきの42話』(中公新書) 中央公論新社 2014.12 東京大学には、学部・研究科(大学院)のほかに「附置研究所」と呼ばれる組織がある。史料編纂所は「研究所」と名乗ってこそいないけれど、この「附置研究所」のひとつである。というより、書店あるいは歴史好きの人間の印象で言えば、『大日史料』『大日古記録』という史料集を営々と(←この古めかしい形容詞がぴったり!)編纂し、刊行し続けている組織である。 書は、史料編纂所に所属する42名の研究者が、それぞれの専門分野から、とっておきのトピックについて執筆した短編エッセイ(5ページ)のアンソロジーである。どこからお読みいただいても結構、というのが、所長の久留島典子先生のお言葉であるが、内容は「文書を読む、ということ」「海を越えて」「雲の上にも諸事ありき」「武芸ばかりが道にはあらず」「村の声

    史料研究者のとっておき/日本史の森をゆく(東京大学史料編纂所) - 見もの・読みもの日記
  • 作家の宮尾登美子さん死去 NHKニュース

    映画テレビドラマの原作にもなった「櫂」や「天璋院篤姫」など、女性を主人公にした小説を数多く発表した、作家で文化功労者の宮尾登美子さんが、先月30日、老衰のため亡くなりました。 88歳でした。 宮尾さんは、大正15年に高知市で生まれ、保育所などで働きながら文学を志し、ラジオドラマの脚が入選したのをきっかけに文筆活動を始めました。 昭和37年に発表した小説「連」で婦人公論の女流新人賞を受賞して注目され、みずからの生い立ちを描いた「櫂」で太宰治賞を受賞したほか、昭和54には高知の一絃琴の演奏家をモデルにした「一絃の琴」で直木賞を受賞しました。 宮尾さんは、このほかにも、「陽暉楼」、「鬼龍院花子の生涯」といった故郷の高知を舞台にたくましく生きる女性たちを描いた作品などを次々に発表し、数多くの作品が映画テレビドラマになりました。 NHKでも、「藏」や「櫂」など多くの作品がドラマ化され、「宮尾