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ブックマーク / ameblo.jp/muridai80 (3)

  • 『センター試験ー「古文問6の公表正解は誤り」と認めよ』

    「無理題」に遊ぶ 授業をやっててここはおかしいな、あるいは大学入試古文問題を見て、これは変だなといったことを「無理題」と名付け、それを探ってやろうと思いました。 数日来、書き続け、あるいは入試センタにFaxを送り、 文科省に伝えましたが、反応はまったくなく、いたずら に日が過ぎて行くことにイライラ感を募らせています。 そこで、今日ははっきり、まとめようと思いました。 Ⅰ 古文の問6と関係する文は、諸に従えば、 次の通りです。 (大将殿が)威(おど)し聞こえ給へば、すがすがしき御 心にて、この君たちをさへや、知らぬ所に率て渡し給は んとあやふし。 a この部分に会話(心内)記号を付している一般書 は私の知る限り、岩波書店版『日古典文學大系』だ けです。 b したがって、会話記号をつけない限り、次のよう な口語訳が可能です。 「(三条殿は)あれこれ考えない(夕霧の)お心で、こ こにいる子

  • 「無理題」に遊ぶ

    「無理題」に遊ぶ 授業をやっててここはおかしいな、あるいは大学入試古文問題を見て、これは変だなといったことを「無理題」と名付け、それを探ってやろうと思いました。 「もう見ない」と言いながら、また『フォレスタ』(BS日テレー月曜午後八時より一時間放送)を視聴しました。 ① 何よりも全員同じユニフォームで歌っていること ② マイクを持って歌っていること ③ 伴奏が「ピアノ」のみ ④ スポンサーが一社のみであること などなど、老と夕後の一時間、当に楽しみにして来ました。 ただ『荒城の月』の二番「植うる剣に照りそいし」のテロップが「照りそひし」となっていることを、放送局に 何度もクレームを付けたのですが、結局、これまで、訂正されていません。しかし、これは、制作者側の怠慢であり、出演者その他とは関係ありません。 そう思って、今週もまた見たのですが、また出演者と関係なく、面白いことに気がつきまし

  • 『岩波文庫と新潮文庫を比較するー『山月記』の表記について』

    「無理題」に遊ぶ 授業をやっててここはおかしいな、あるいは大学入試古文問題を見て、これは変だなといったことを「無理題」と名付け、それを探ってやろうと思いました。 「岩波文庫」の表記については、昨日書きました。今日は、同じ『山月記』を収 録している「新潮文庫」について書きます。 新潮文庫 『李陵・山月記』 中島敦 平成四十四年九月二十日発行。 まず、驚くでしょう。「平成四十四年」の発行なんて。紙幣の福耳を手に入れた ような思いでしょうか。勿論、そのミスでこの文庫が高い値段になるはずはあ りませんが。 昨日と同じ文章を比較します。 「岩波文庫」 叢の中からは、しばらく返辞が無かった。しのび泣きかと思われる微(かす) かな声が時々洩れるばかりである。 「新潮文庫」 叢の中からは、暫(しばら)く返辞が無かった。しのび泣きかと思われる微(か す)かな声が時々洩(も)れるばかりである。 この二つを比

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