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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/homer-2006 (1)

  • 荒野の黄葉(もみちば) - マゾヒズムに花札を!

    旧暦10月といえば、初冬にあたりますよねえ。 めっきり冷え込みが激しくなってきました。 さて、花札10月は紅葉(もみじ)。 何度か話題にしたように、万葉時代は『 もみち 』と清んで読みました。 そして、『 黄葉 』(もみちば)、という書き方もあるんです。 そうです。投稿日付に拘らずずいぶん前に、紅葉の札は三原色全部揃っているといいました。 代表歌人、柿人麻呂の歌を見てみましょうか。 ま草刈る 荒野にはあれど 黄葉の 過ぎにし君が 形見とそ来し どうです? モミジの光景に初冬の寒さが伝わってきましたか? あまり、ピンとこない… うーん。 そうかもしれません。 これは、ある長歌の反歌ですから、これだけではピンとこないかもしれません。 おっと、長歌というのは、五・七を何回か繰り返し最後七音でとめるという歌体、そして反歌と呼ばれる短歌がセットになるのでしたよね。 では、件の長歌を全部見ましょう。

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