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    岡田希雄 藝文20(4): 249-277 (1929) 権律師仙覚の万葉集研究は、其の文校訂事業が画期的であつたと同様に、註釈即ち仙覚抄の著述も、従来の諸研究の結果を集大成して、其の晩年に於ける蘊蓄を傾倒したものである故に、亦画期的なものであり、代匠記以前に於ける最も優秀なものであつた。其の学術的価値は四百二三十年の後に新註、即ち契沖の代匠記が現はれ引き続き種々の業績が現はれるに至つたので、仙覚抄の説そのものは、次第に崩れ行く傾向のあるのは事実であるが、しかし万葉集研究史上に於ける仙覚抄の価値は永久不変、代匠記と対立するものなる事は今更云ふ迄も無い。 仙覚抄は第一巻の終りに「文永六年二月二十四日記之訖、仙覚在判」とり、巻二、六、八、十三十五、十八等にも、其れ〴〵成立の年月日が明記せられてあり、最後の巻二十の終りには「文永六年孟夏二日於武蔵国比企郡北方麻師宇郷政所注之了、権律師仙覚在判」

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