刃物襲撃事件が起きたフランス・アラスの学校に到着したエマニュエル・マクロン大統領(右、2023年10月13日撮影)。(c)Ludovic MARIN / AFP 【10月14日 AFP】フランス政府は14日、北部アラス(Arras)で刃物を持ったロシア南部チェチェン(Chechen)共和国出身の男が学校を襲撃し、教師1人が死亡、3人が負傷した事件を受け、16日夕方までに兵士7000人を配置すると発表した。 13日にはエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領が議長を務める安全保障会議が開催され、政府は警戒レベルを最高水準に引き上げた。 マクロン氏は事件について、「イスラム主義者によるテロ」行為と非難している。 事件をめぐっては、20代のムハンマド・モグチコフ(Mohammed Moguchkov)容疑者が逮捕されている。同容疑者はイスラム教徒が多数を占めるロシア南部チェ