今日(4月16日)Twitterをみていたら、泉田裕彦さん(現・新潟県知事だが、彼が経産省の官僚だった時代に知っているので、一方的に親しく思っていてフォローしている)が、次のようにつぶやいていた。 ちなみに、財源は「円高」と「デフレ」の中にあります。国債の日銀引き受け等でマネーを増やし、内需拡大し、円安誘導すればよいのです。企業売上げや給与が増え土地や株の価格が上昇します。中期的は、円安効果で工場の日本回帰が進み働く場が増加します。歴史的には高橋是清蔵相が成功させています。 改めて、こんな風に考えている政治家とか一般の人達って少なくないんだろうな、と思った。しかし、残念ながら、基本的に間違った認識だといわざるを得ない。 マネーという言葉は曖昧なので、ここでも厳密にはどのような意味で使われているのか分からないが、マネーであることは疑いない日本銀行券(現金)について考えてみる。日本銀行券の発行