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年金システムに関するayaniimi213のブックマーク (10)

  • 年金記録問題が再度示した「データ品質問題」の憂鬱

    「社会保険庁の年金記録問題は,『データの品質管理』という古くからの課題を再度示した」。こう語るのは,IT分野のアナリスト/コンサルタントである栗原潔氏(テックバイザー・ジェイピー代表取締役)。栗原氏は以前ガートナー ジャパンでアナリストとして活動しており,データ品質について継続的に調べてきた。 今回の年金記録問題は,(1)データの入力時点でそれが正しいかどうかをチェックしていない,という現場の管理のずさんさ。そして(2)データの入力を現場任せにしていた,という管理者の意識の低さなどが根底にある。栗原氏は,「年金記録問題はデータの品質管理の重要性を語る上で典型的な『反面教師』。日の企業や組織の多くは,それを他人事だと笑ってはいられないはず」と指摘する。 一般的に,現場でデータを扱っている社員は,システムにデータを誤入力していないか,いまシステムに入っているデータと現実がかい離していないか,

    年金記録問題が再度示した「データ品質問題」の憂鬱
  • 年金問題で注目集める古くて新しい技術

    最近話題の年金問題,金融系企業の大規模統合/合併,預金のペイオフ対応,などなど──これらのシステム対応に共通する,ある重要な技術がある。「名寄せ」である。異なるシステムのデータを統合するとき,規制やルールによってデータを作り直すとき,顧客情報などの名寄せは常に大きな問題となる。 メインフレームの時代から,システムを作ったり,改変したり,統合したりを繰り返してきたベテラン技術者であれば,何を今さらと思うだろう。特に金融系システムの開発者やデータベース管理者などにとっては必須知識に近い。ベテランでなくても,何らかのシステム統合やデータ移行に携わった経験があれば,名寄せの作業を見聞きしたことがあるだろう。 しかし,そうしたシステムや現場にかかわったことがない開発者/技術者の中には“名寄せ”と聞いても何のことかわからないと言う人もいる。また,最近話題になってから,言葉を知ったという人もいるかもしれ

    年金問題で注目集める古くて新しい技術
  • 【速報】社保庁の年金記録システムに障害、23県で照会が2時間停止

    6月10日午前、社会保険庁のコンピュータにトラブルが発生し、全国23県で社会保険事務所から年金記録の照会ができなくなった。 社保庁によるとトラブルが発生したのは午前8時30分。東京・三鷹にある事務センターでシステムを開始しようとしたところ、メインフレームの起動になんらかの障害が発生したという。システムは2時間半後の午前10時55分に復旧した。 このトラブルによって、神奈川県や福岡県など23県、合計で130の事務所が影響を受けた。社保庁は「センターで起きたトラブルの原因は究明中」と説明する。同センターはNTTデータが運用しているという。 →【続報】社保庁のシステム障害,初の日曜対応コードが原因か

    【速報】社保庁の年金記録システムに障害、23県で照会が2時間停止
  • 【続々報】年金システム障害の原因はミドルウエアのバグ、6年を経て顕在化

    社会保険庁は6月12日、年金システムで先週日曜日に障害が発生した問題について、原因はオンライン・システムを制御するミドルウエアの不具合だったと発表した。障害が発生したのは年金オンライン・システムが稼働する9台のメインフレームのうち3台。10日午前8時30分から最長で2時間半、この3台につながる全国23県合計130の社会保険事務所で端末が起動せず、年金の照会業務ができなかった(関連記事)。 年金オンライン・システムの開発と運用を担当するNTTデータによれば、ミドルウエアの不具合は「01年3月の稼働以来、潜んでいたもの」(広報)という。このミドルウエアは、各事業所がオンライン・システムを何時から何時まで使うかという情報をテーブルで管理する。しかしテーブル領域が不足すると何らかの理由でミドルウエアが起動しない不具合があった。 今回、3台のメインフレームでは、金曜日に延長稼働させ土日も連続運転さ

    【続々報】年金システム障害の原因はミドルウエアのバグ、6年を経て顕在化
  • 謎が謎を呼ぶ「年金IT問題」

    参議院選挙を前にして急浮上した「年金問題」。連日,あらゆるメディアが報道合戦を繰り広げている。国民にとって最も深刻な問題の1つであるがゆえに,与野党いずれにとっても選挙戦の格好の材料には違いない。だが,何が当に「問題」なのか,釈然としない人も多いのではないだろうか。 この年金問題については,さまざまな情報が飛び交っているものの,はっきりしている事実は,ごくわずかだ。 「年金に関する情報システムの記録では,約5000万件にのぼる受給該当者が不明である。つまり5000万件の年金が現在受給に結びついていない」「さらにそれとは別の最大約1430万件は,マイクロフィルムに記録されているものの,情報システムには未入力だった」。 年金という長期にわたって電子的な記録が必要な制度であるにもかかわらず,「入力されていなかった」「正確に入力する仕組みがなかった」という信じられない話なのである。そのほかのこと

    謎が謎を呼ぶ「年金IT問題」
  • ITから見た年金問題考察(1)COBOLや名寄せシステムの問題ではない

    多田正行さんのコラム『片山さつき議員の「システムは数カ月でできる」発言に思う』は,ITpro Watcherで長らくアクセスランキングのトップを占めていました。このコラムは,テレビ朝日の「朝まで生テレビ」での片山さつき氏の発言について,システム開発の実情を知る多田さんの疑念を表明したものでした。 情報システムを作り直せば年金記録の紛失問題が解決するかのような発言は,片山さつき氏だけではありません。「朝まで生テレビ」の司会者である田原総一朗氏は,「国民はなぜ安倍内閣を見放したか」というコラムの中で,「“COBOLを使っていたら数字が無茶苦茶になって企業は倒産する”40年前の骨董品のようなシステムを使い続けたことに問題がある。社保庁問題はコンピュータの問題であり,直接には安倍内閣の問題ではない」との見方を示しています。 年金記録紛失問題の原因を究明している「年金記録問題検証委員会(年金検証委)

    ITから見た年金問題考察(1)COBOLや名寄せシステムの問題ではない
  • ITから見た年金問題考察(2)私が社保庁プロジェクトのSEだったら?:戸並隆のSEは中流を目指せ!:ITpro

    紙台帳への記載,役場と企業とのやりとり,命令系統の三層構造,コンピュータ入力…。「年金記録問題検証委員会(年金検証委)」の中間報告では,様々な問題が様々な段階で積み重なり,今日に至ったとしています。そんな状況で,社会保険庁のプライムコントラクタであるNTTデータのSE魂はどうだったのか? それとも,魂なんて元々なかったのか? 社保庁の理不尽な要求に毅然として「No!」を言ったのか? コンテンツはコンテクスト(文脈)の中で意味を持ちます。コンテクストが全く違えば,同じコンテンツでも全く違う意味になります。 複数の年金手帳,オンライン前の処理の杜撰(ずさん)さ,アルバイト入力…。基礎年金番号を統合することで表面化した凄まじい件数の宙に浮いたデータを目の当たりにして,社保庁のSEたちはどのように感じたでしょう? 少なくとも,バラバラの台帳では出現しなかった潜在的問題が露呈したのは,コンピュータ統

    ITから見た年金問題考察(2)私が社保庁プロジェクトのSEだったら?:戸並隆のSEは中流を目指せ!:ITpro
  • http://www.news.janjan.jp/living/0706/0706237786/1.php

  • ITシステムから見た年金問題考察(3)システム問題へのすり替えは策謀である:戸並隆のSEは中流を目指せ!:ITpro

    社会保険庁のシステムは,長年のメンテナンスや改良維持のため,ソースコードはスパゲッティ状態。改造改築の温泉旅館の曲がりくねった渡り廊下状態になっているはずです。メンテナンスコストも幾何級数的にはね上がっているでしょう。「年金記録問題検証委員会(年金検証委)」の中間報告では,使い勝手の悪い旧式システムを更改せずに使ってきた,と業者の責任にしていますが。とんでもない! 業者(ITベンダーやSE)には再構築したい!という強い気持ちがあるはずです。 年金記録の紛失問題を,システムの問題にすり替えることは断じて許せません。NTTデータも,我々IT側を代表し,主張すべきは主張して欲しい。政府・自民党ITを“犯人”として前面に押し出すことで,国民やメディア,野党の目をそらし欺こうとする魂胆のようです。 ITは経営システムを実現するためのツールに過ぎません。コンピュータの黎明期から40年経った今でも,「

    ITシステムから見た年金問題考察(3)システム問題へのすり替えは策謀である:戸並隆のSEは中流を目指せ!:ITpro
  • 第1回 データ・クレンジングと名寄せ技術:ITpro

    皆さんは,企業のシステムが提供している情報(データ)をどれくらい信用していますか。 例えば,社内の製品担当者に問い合わせをしたい場合,社内システムを使って,製品から担当者を割り出し,担当者名から電話番号を検索,その電話番号に電話をかけてみるでしょう。この場合,社内システムから得られる情報はおおむね信用できるでしょう。製品担当者の変更が更新されていないといったこともあるかもしれませんが,そのような場合は社内であれば引き継ぎ担当者を教えてもらうことで状況を理解できるので,まずは情報を信じて電話をかけてみるのではないでしょうか。 では,社外のお客様へ連絡するときはどうでしょうか。この場合は少し慎重になるでしょう。社内情報を検索するとき以上に各種システムから信用できる必要な情報を慎重に収集し,行動に移すはずです。私の友人のA君もそうでした。 使えないデータたち A君はある電気製品の販売を担当する営

    第1回 データ・クレンジングと名寄せ技術:ITpro
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