スカイマークが1月28日、民事再生法の適用を申請した。 西久保愼一前社長は経営責任を取り退任。後任には西久保前社長の右腕として財務を担当してきた有森正和氏が就任。かつて社長を務めた井手隆司会長も代表権が戻り、二人三脚で再建を目指す。 負債総額は約710億8800万円。投資ファンドのインテグラルの資金支援を受け、運航を続ける。翌29日の会見で、有森新社長は「運航には支障ない。これまで同様の利用をお願いしたい」と訴えた。 同社の業績悪化は、急激な為替の円安進行や、このところ一段落した原油価格の高騰などの影響が大きい。また搭乗者数が伸び悩んだ米子路線など、不採算路線が足を引っ張った。2015年3月期通期単体の純損益は、過去最大の136億7600万円の赤字となる見通しだ(前年同期は18億4500万円の赤字)。 経営破綻した要因として、エアバスの総2階建て超大型機「A380」の導入を挙げる論調が目に
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