3月28日、アップルは、新しいiPadを発表した。今回のiPadの特徴は、「Apple Pencilにも対応し、パワーアップしたのに価格は据え置き」であること。 すなわち、ペンを使える、という視点で見ると、iPad Proに比べて劇的に安い製品になった、という点が注目だろう。 新しいiPadは教育市場向けのイベントで発表されたが、別に「教育専用」ではない。アップル関係者は「広く、多くの人々に向けたiPadだ」と語っている。実際筆者も、とてもコストパフォーマンスのいい、お買い得な製品だと思う。 では、今買うならどのiPadなのか? 性能などを比較して、ちょっと解説してみよう。 ペン対応でお買い得感高まる新iPad 現在、アップルが主軸に置いているのは「iPad」と「iPad Pro」の2ラインだ。 小型の「iPad mini」は、日本を含むアジア市場くらいでしか売れておらず、現在販売されてい