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ブックマーク / engineering.visional.inc (8)

  • 見積もりでアジャイル開発の予測可能性を高める - 「キャリトレ」での実践例

    アジャイル開発を採用しているチームにおいても、ビジネスの要求によっては「一定規模のフィーチャーセット」を「特定の時期にリリースする」ことを、達成しなければなりません。 そういった要求に対し、挑戦する20代の転職サイト「 キャリトレ 」 の開発チームがどのように立ち向かっているのか、リファインメントの実践例を通してご紹介します。 「キャリトレ」は2022年12月21日をもってサービス終了しました。 予測可能性を求めるビジネスの要求とは 分かりやすい例でいうと「業界の繁忙期に合わせて新機能をリリースしたい」などです。 また、BtoBビジネスの場合、開発チームがフィーチャーセットとリリース時期をある程度担保することができれば、 企業のお客様に対し事前のご案内がしやすくなります。 そのことは、リリース直後からその機能を最大限ご活用していただける、という大きなメリットがあります。 事業部一体となって

    見積もりでアジャイル開発の予測可能性を高める - 「キャリトレ」での実践例
  • SREチームがスクラムを導入し1年でタスクの可視化と脱属人化を実現した話

    ビズリーチ事業部のSREチームは、スクラムを導入して1年が経ち、タスクの可視化と脱属人化を実現しました。 導入にあたって何をしたのか、開発チームとは異なる工夫が必要だったところはどこか、導入後何が変わったのかを振り返ってみました。 ビズリーチ事業部のSREチームについて 「ビズリーチ」を担当していて、SRE(Site Reliability Engineer)としてアプリケーションエンジニアと共にプロダクトの継続的な成長のため信頼性・可用性の向上、自動化、効率化などに取り組んでいます。 なお、チームの構成は以下のようになっています。 開発者: SREチームのメンバー(5人) PO: SREチームのマネージャー スクラムマスター: 社内横断組織に所属している専任のスクラムマスター SREチームが抱えていた課題とスクラムの導入目的 まず、SREチームがスクラムを導入した背景を説明します。 PO

    SREチームがスクラムを導入し1年でタスクの可視化と脱属人化を実現した話
  • 3年間のオンボーディングで培われた、リモートでも効果的な7+3のプラクティス

    現場主導で始まったHRMOSの開発組織のオンボーディングは、ほぼ毎月、地道に運用と改善を続けてきました。2018年に開始してから3年近くになりますが、エンジニアを対象に始まり他職種のメンバーを巻き込みながら、効率と効果の両面を少しずつ洗練させてきました。この記事では、私たちのオンボーディングを定義や効果を俯瞰しながら紹介し、その中で徐々に確立されてきたプラクティスをご紹介します。 変化の時代に不可欠なオンボーディング オンボーディングとは採用や異動によって組織に加わった人材の早期戦力化のための施策であり、 組織に新しく加わった人材を1日も早く戦力化し、組織全体との調和を図ることを目的とした育成プログラムのことを指します。『機内』や『乗船』という意味を持つon-boardから派生して生まれた造語であり、直訳すると『飛行機や船に乗り込んでいる』という意味です。 〜 BizHint などと定義さ

    3年間のオンボーディングで培われた、リモートでも効果的な7+3のプラクティス
  • 大規模B2B SaaS 「HRMOS」におけるDesign Systemの開発・運用プラクティス

    前回の記事ではHRMOSのDesign Systemの導入背景の紹介をしました。 日はそのDesign Systemがどのように開発・運用されているのかを紹介したいと思います。 開発体制 Design Systemの開発はデザイナー、エンジニアが1つのチームとして開発を行っています。 開発のポイントとしては以下のとおりです。 デザインタスク、実装タスクなどすべてのDesign Systemのタスクは1つのバックログで管理 隔週に1度、やることの計画、やったことの確認をチーム全員で行う チームメンバーは全員兼務なので、極力MTGを増やさないよう、非同期でのコミュニケーションをメインにしている この体制になった背景として、当初はDesign System開発がデザイナーとエンジニアで分断されていたことにあります。 デザインとエンジニアリングでそれぞれ別のバックログをもち、それぞれ別のサイクル

    大規模B2B SaaS 「HRMOS」におけるDesign Systemの開発・運用プラクティス
  • スクラムチームを支える心理学 - 死亡前死因分析

    この記事では、私たちのチームがスプリントゴールの達成とコード品質の低下を防ぐために行っているプラクティス、「死亡前死因分析」について紹介します。 スクラムチームと計画 変化への適応が強調されるスクラムですが、だからと言って事前の計画をないがしろにすることはできません。 私たちのチームが大切にしているキーワードのひとつに、“Measure twice, cut once” (二度測って、一度で切る)があります。もともとは優れた大工の仕事を指す言葉で、注意深く計画し一度で仕事を済ませる、手戻りのない状況を表現する言い回しです。 私たちにとっても、“Measure twice, cut once” の大切さは大工にとってのそれと変わりません。手戻りはデリバリの速度だけでなく、実装の素直さやコードの端的さにも悪い影響を与えるためです。ソフトウェアのバグが一番現れやすい箇所は「苦労と試行錯誤の末にな

    スクラムチームを支える心理学 - 死亡前死因分析
  • 100を超えるAWSアカウント運用におけるガードレール構築事例

    先日行われました AWS JAPAN SUMMIT ONLINE 2020 にて、「大規模な組織変遷と100以上のAWSアカウントの横断的セキュリティガードレール運用について」のテーマにて、私たちのグループで取り組んでいる全ての AWS に対する横断的な取り組みを ビジョナル CTO 竹内 と ビジョナル CIO 園田 より発表させていただきました。 今回は、その発表内容について、発表の中で伝えきれていない内容などより詳細にお話しさせていただきます。 こんにちは、システム部 プラットフォーム基盤推進室 ORE (Organizational Reliability Engineering) グループ の 長原 です。 私が在籍するグループでは、 Visional グループの全事業のクラウドや非機能要件等に対して、横断的にエンジニアリングによる課題解決に取り組んでいます。 複数事業・マルチ

    100を超えるAWSアカウント運用におけるガードレール構築事例
  • 今一番アツいWebセキュリティガイドラインOWASP ASVS v4でリスク評価した話

    先日日語訳版が発表されたばかりの OWASPアプリケーション検証標準 バージョン4(以下ASVS v4)を用いて、 Webアプリケーションセキュリティの評価をサービスに対して実施した感想などについて記載します。 ASVS v4は非常に包括的なWebアプリケーションセキュリティの評価ガイドラインです。 それこそ「エンジニア研修でまず最初に読もう!」と推進したくなるほど多角的に記載がされています。 どのぐらい包括的であるかについてですが、開発体制・ログ・認証・ログインフォームの設計・総当たりに対するアカウントロックの時間・GraphQLにおけるセキュリティなど、とにかく盛りだくさんな記載がされています。 すべてのエンジニアにとって必読の ASVS v4 こんにちは、佐分基泰と申します。 16年の新卒として入社し、サーバサイド -> 脆弱性診断士を経て、 現在はOSS Libraryセキュリテ

    今一番アツいWebセキュリティガイドラインOWASP ASVS v4でリスク評価した話
  • AWSネットワーク構成図の手動更新が辛い?よろしい、ならばCloudMapperだ

    株式会社ビズリーチで、SREエンジニアとして勤務しているmassです。2017年4月に入社してから、HRMOSというサービスのAWSのインフラを管理したり、アーキテクチャの設計・構築をしたりしています。 今回は、入社してから半年経ったらいつのまにかサービスのネットワーク管理者になっていて、そこで発生した問題と、それを解決するのに非常に役立ったCloudMapperというOSSを紹介したいと思います。 発生した問題 私がネットワーク管理者を引き継いだ段階では、ネットワーク構成図が作成されておらず、以下の問題が発生していました。 ロードバランサーを止められない 用途不明のロードバランサーが存在したため、停止を検討した。 しかし、どのリソースから利用されているか見えず、不用意に停止できなかった。 用途不明なEC2インスタンスの調査ができない AWSからメンテナンス通知が来た対象が用途不明なEC2

    AWSネットワーク構成図の手動更新が辛い?よろしい、ならばCloudMapperだ
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