ミレニアル世代以降の労働力を確保したい 柔軟性の高くカジュアルなスタートアップカルチャーを目指す 若年層はもちろん、ベテランも活性化する職場へ 約30年の歴史を持つコンピュータネットワーク機器の”巨人”が若返りを試みている。 CEOチャック・ロビンズの就任以降、「スーツからジーンズへ」とシスコのカルチャーは変化したが「よりオープンに、カジュアルに」という流れはオフィス設計においても例外ではない。キャンパス内でも最も新しいオフィス「Building18」には「ミレニアル世代以降の人材を確保する」という明確な意図が込められている。 「シスコはネットワーキングの会社から、ネットワーキングアプリケーションの会社へとシフトしている。これまでとは違うタレントが必要なのです」とは同社ディレクターのティム・グルーバー氏。 個室を廃して開け放たれた雰囲気を出す 成熟した大企業のオフィスらしからぬ、若々しさに