7月22日、ガソリン小売価格の記録的な高騰を受け、米国で燃費の良いスクーターの人気が高まっている。写真は先月29日にサンフランシスコで(2008年 ロイター/Robert Galbraith) [ニューヨーク 22日 ロイター] ガソリン小売価格の記録的な高騰を受け、米国では通勤者らの間で燃費の良いスクーターの人気が高まっている。オートバイ業界団体の統計によると、2008年上期のスクーター販売台数は65.7%増加。年初来で30%強上昇した原油高の恩恵を最も受けた業界のひとつとなっている。 マンハッタンでバイクショップを経営するスティーブ・トラバースさんは「(スクーターは)飛ぶように売れる。消費者はガソリン価格から逃れたいし、車を運転することもできず、費用のかからない移動方法を必要としている」と述べた。 人気があるのはイタリア製の「べスパ」や、ヤマハ発動機7272.Tやホンダ7267.THM