井上浩一 ビザンツ皇妃列伝 あこがれの都に咲いた花 白水社Uブックス 2009年 295頁 皇妃たちの生きた世界 ビザンツ帝国へのいざない 1.アテナイス・エウドキア(401-460年) ふたつの世界を生きた悲劇のシンデレラ 2.テオドラ(497頃-548) 「パンとサーカス」に咲き残った大輪の花 3.マルティナ(605?-641以降) 近親相姦の罪に泣いた心優しい姪 4.エイレーネー(752頃-803) 権力の魔性に溺れた聖なる母 5.テオファノ(941頃-976以降) 戦う男たちを飾る妖しい花 6.エイレーネー・ドゥーカイナ(1067-1133?) 新しい時代を生きた名門貴族の令嬢 7.アニェス・アンナ(1171/2-1204以降) ふたつの祖国を喪ったフランス王女 8.ヘレネ・パライオロギナ(?-1450) 謎に包まれた最後の皇帝の母 地図 本書のなりたち あとがきにかえて 白水Uブ