ホンダが大人のためのスポーツツアラー「VFR1200F」を発売した。V型4気筒1200ccエンジンを搭載する、ある意味でホンダのフラッグシップになるマシンでもある。その源流ともいうべきVFR750Fのオーナーだった筆者が、最新VFRの試乗インプレッションを前後編でお届する。後編はこちら。 VFRは20年経ってもVFRだ 個人的な話でなんだが、私は初代VFRのオーナーだった。1986年に発売された真っ白な「VFR750F」だ。80年代はバイクの激変期だった。毎月のように新技術が開発され、新しいモデルが登場するたびに何かしら進化していた。 そして、レーシングマシンの「NR500」をルーツに持つ、90度水冷V型4気筒エンジンを搭載するVFR750Fは、当時の集大成ともいえた。理論上一次振動が発生しないバンク角90度のV型エンジンは、一般的な並列4気筒エンジンよりも横幅が狭いため、空気抵抗を小さく
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