マイクロソフトが日本時間の2月10日に公開したWindows Updateに含まれる月例パッチ「MS10-015(KB977165)」を適用した一部ユーザーから、システムが無限に再起動を繰り返したり、ブルースクリーン(BSoD)になる現象が報告されています。 この更新が適用されているかどうかは、スタート→設定→コントロールパネル→プログラムの追加と削除から「更新プログラムの表示」にチェックを入れることで確認できます。一覧の中に「Windows XP セキュリティ更新(KB977165)」があればすでにこの更新は適用されています。 マイクロソフトはすでに問題を認識し、このパッチの公開を停止しています。 Our initial analysis suggests that the issue occurs after installing MS10-015 (KB977165). Howeve
文:Scott Lowe(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子 2009-09-08 08:00 Windows XPのサービスのなかには、無効化することでパフォーマンスの向上やセキュリティの強化を期待できるものもある--とは言うものの、そういったチューンアップを施す際には、絶対に無効化できないサービスがどれかを知っておく必要がある。本記事では、重要なサービスを10個挙げ、それぞれについて無効化すべきではない理由を解説している。 Windows XPデスクトップのサービスから、無効化しても大丈夫なものを選別するうえで役立つ資料は数多く公開されている。不要なサービスを無効化することでシステムのパフォーマンス向上が見込めるだけでなく、システムに対する攻撃の対象領域を削減できるため、システムの全体的なセキュリティも強化できるのである。しかし、こういった資
タスクマネージャでよく見かける「svchost.exe」が一体何なのか気になっている人も多いと思いますが、このフリーのオープンソースソフト「Process Hacker」を使えば各プロセスやサービスの正体がわかるだけでなく、CPU使用率やネット経由で通信しているかどうかなども把握できるようになります。Windows標準のタスクマネージャと入れ替えることも可能で、かなり細かい各種情報が取得できるため、非常にお役立ちです。タスクトレイにCPUやメモリなどのグラフを常に小さく表示させることもでき、監視間隔を短くすることで普通では把握できないプロセスなども捕まえることができます。 ダウンロードとインストール、実際の使用方法は以下から。 SourceForge.net: Process Hacker - Project Web Hosting - Open Source Software http:
文:Brien Posey(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子 2009-08-11 08:00 Windows 7(Professional/Enterprise/Ultimateエディション)では「Windows XPモード」(以下、XPモード)という一風変わった新機能が利用可能になる予定である。これによって、互換性の問題に悩まされることなくWindows XPのアプリケーションを実行できるようになるのである。本記事では、XPモードがもたらす利点を挙げるとともに、この機能の持つ重要性を解説している。 Windows 7において最も期待が寄せられている機能の1つにXPモードがある。この機能は、新しいバージョンの仮想化ソフトウェアを利用することで、Windows XPの仮想デスクトップ環境から、もしくはWindows 7のデスクトップ環境から、シ
「svchost viewer」 日常的にPCを利用していても、アプリケーションの裏側で何が起きているかなどはよく分からないものだ。普段はそれでも問題ないが、PCの動作が重くなったり、不安定になったりすると、そうも言っていられない。今回紹介する「svchost viewer」は、「svchost.exe」プロセスの詳しい情報を確認できるソフトウェアである。PCの動作が重くなった場合にタスクマネージャを開くと、「svchost.exe」プロセスが原因となっている場合がある。 しかし、そのままでは「svchost.exe」が何をしているのかは分からない。そのような時に「svchost viewer」で得られる情報が役立つかもしれない。 注意:本稿では、ソフトウェアのインストールを行っていますが、ソフトウェアの利用は使用者の責任で行ってください。 svchost viewerをインストール それ
Windows 2000/2003/XP/Vista/2008およびそれらの64ビット版に対応しているフリーのデフラグソフトがこの「MyDefrag」です。Windowsに最初から搭載されているデフラグ用のAPIを使用しているため安全であり、しかも初心者でもカンタンに使用することができるようになっています。単純に起動してデフラグさせるだけで最適化が完了し、Windowsの起動が高速になるというスグレモノで、作者自身も配布ページ内にて「一度再起動してみてログイン画面が出るまでどれぐらい時間がかかるか計測して欲しい。それからMyDefragを使って最適化し、もう一度同じように再起動して計測して欲しい」と書いているほどで、ハードディスクだけでなく、USBメモリやSSDに対応したデフラグモードも搭載しています。 もちろん初心者以外の上級者ユーザーも満足できるような仕組みが備わっており、例えばファイ
Windows XP SP2以降のOptInポリシーでDEPが有効になるプロセス*1について今まではProcess Explorerを使って調べていたが、この方法では調べたい実行ファイルを実行しないとDEPが有効かどうかを調べることができなかった。 しかしながら下記のコンテンツに記載されているMicrosoft Application Compatibility Toolkitを使えば、調べたい実行ファイルを実行しなくてもDEPが有効かどうか調べることができる。 Understanding DEP as a mitigation technology part 1(blogs.technet.com) Windows XP SP2以降のOptInポリシーでDEPが有効になるプロセスを調べる手順は下記の通り。 Windows Update(Microsoft Update)などを使って.NE
多くの人が、パーソナルコンピュータの中枢はOSからブラウザに切り替わろうとしていると思っている。 「Windows」が時代遅れになっていくという考え方は、当然ながら、Microsoftでは一般的に支持されないものだ。とは言うものの、少なくともMicrosoft社内の数名は、ウェブブラウザはもっとOSに近い働きをし始める必要があると主張している。 MicrosoftのリサーチャーHelen Wang氏は「現在のブラウザの方針には、あまり安全でないところがある」と言う。 Wang氏は2001年にカリフォルニア大学バークレー校で博士号を取得し、それ以来Microsoftに勤めている。同氏は、ウェブブラウザは、申請が届くたびにゴム印を押すだけの書類整理係に甘んじるべきではないと主張する。ブラウザはむしろ、交通整理をする警官のような役割を果たして、物事を滞りなく進行させ、コンピュータのリソースが公平
Windows 95登場の直前に発売されたのがWindows NTだ。Windows NTは現在のWindowsの直接の祖先にあたる。 Windows NT誕生 マイクロソフトは、サーバOSとして「OS/2」をベースにしたシステムをIBMと共同開発していた。しかし、Windows 3.1の成功をふまえ、マイクロソフトではサーバOSをWindowsベースとするように方針が変わった。そして、マイクロソフトはOS/2から手を引き独自のOS開発を開始した。これが現在のWindows NTである。 ACEイニシアチブとARC Windows NTの開発が行われていたころは、RISCベースのCPUが数多く登場した。そして「(CISCベースである)インテルCPUの性能向上は限界だ」「これからはRISCの時代だ」という声が高まっていた。当時人気があったCPUは、ディジタル・イクイップメント(DEC、現ヒュ
「Google Chrome OS」でMicrosoftに真正面から勝負を挑んだGoogle。このOSは重要な意味を持つが、実はあまり重要ではないと考えられる理由もある。 米Googleは米MicrosoftのWindowsと競合する可能性があるOSを投入する計画を発表した。「Google Chrome OS」が非常に重要である理由は5つある。また、あまり重要でない理由も5つある。 Google Chrome OSが重要である5つの理由 1. とうとう来た! これはOSなのだ。OSを支配するベンダーは、アプリケーション市場も支配する。そして、ソフトウェア開発で金もうけをする手段を提供することによって開発者の心をつかむことができるのだ。 2. Chrome OSは、クラウド上に置かれたWeb 2.0アプリケーションと強力なブラウザを結ぶ重要なブリッジを提供する。GoogleがOSビジネスに参
Googleは先ごろ、OS事業への参入を決定したと発表した。この記事を書いている時点では、Microsoftはコメントを出していない。だが気になることと言えば、Microsoftの人たちの脳裏にどんな思いがよぎっているのだろうかということくらいだ(わたしの想像では、それなりの笑いが起きているだろう)。 ソフトウェアビジネスで何度も遭遇する問題の1つに、専門外の事業に手を広げようとする企業の問題がある。ソフトウェアの世界ではよく見られる問題だ。ソフトウェア事業を手掛けていない企業が、独自ソフトの自社開発に乗り出すことはままある。わたしはかつて、通信業界向けのソフトを提供する企業で働いていたことがある。その会社は大手の通信企業(世間で名の知られた企業)から依頼を受けてソフトを開発していた。顧客の通信企業はお金を投じて社内でソフトを開発することも可能だったが、そうはしなかった。彼らの本業はソフト
Unlike Light’s older phones, the Light III sports a larger OLED display and an NFC chip to make way for future payment tools, as well as a camera.
Windows XPが立ち上がらない! そのときの対処法:あきらめる前に試すべき5つの対処法(1/6 ページ) Windows XPが起動不能に! ああOSの再インストールかとあきらめる前に、試してほしい5つの対処法。大事なデータと時間を無駄にしない復旧テクを解説する。 連載目次 頻繁に起きることではないとはいえ、さまざまな理由から突然、Windows OSが起動しなくなることがある。故障や破損といったハードウェア障害の場合は本体や部品の買い替えが必要だが、ソフトウェア的な障害が原因なら、最悪の場合でもハードディスクをフォーマットしてWindows OSを再インストールすれば解決できる。しかしこの場合、ハードディスクに保存したデータやさまざまな設定情報は失われてしまうし、Windows OSだけでなくアプリケーション・ソフトウェアのセットアップと再設定も必要である。いうまでもなく、できるだ
WindowsよりもMac OS Xの方がセキュリティ問題の件数が少ないのは確かだが、かといって侵入者から攻撃を受ける心配はないということにはならない。 Appleと同社のサポーターたちは、Mac OS XがセキュアなOSであり、MicrosoftのWindowsプラットフォームはその足元にも及ばないと皆に信じさせたがっているようだ。Mac OS XはWindowsと比べるとセキュリティ問題の件数がはるかに少ないので、Mac OS Xの方がセキュアだ、というのが彼らの主張だ。さらに、Mac OS Xではウイルス対策ソフトウェアを使用する必要がないとまで言う人もいる。 こういった人々は、彼らが思い込んでいるほどMac OS Xはセキュアではないことを知れば驚くかもしれない。Mac OS Xの方がセキュリティ問題の件数が少ないのは確かだ。幾つかの深刻なセキュリティホールがあるWindowsは、
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