沖縄県読谷村で男性が頭から血を流して死亡していた現場近くの自動車修理工場に、フロントガラスが割れた米軍関係者用のYナンバー車が持ち込まれていたことが分かり、沖縄県警は8日、ひき逃げ事件の可能性が高いとみて捜査を始めた。フロントガラスに髪の毛が付着しており、県警は男性のものかどうか、週明けにDNA鑑定して調べる。 県警嘉手納署によると、7日午後5時15分ごろ、読谷村楚辺の道路沿いの雑木林で、あおむけに倒れていた遺体を通行人が発見し、110番した。身元は同居の親族による確認で、同村の無職、外間政和さん(66)と判明。司法解剖の結果、頸椎(けいつい)骨折などが死因と分かった。 現場は同村役場から南西に約1キロで、住宅のまばらな場所。