広島県の湯崎英彦知事らが公務に支障がない範囲で「育児休暇」を取得していることについて、大阪府の橋下徹知事は27日、府庁で報道陣に、「(育休取得をトップが行動で示すというなら)公務に支障が出ても取ると言い切ってもらいたい。それぐらいの強烈なメッセージを発しないと、世の中の価値観は変わらない」と述べた。 橋下知事はこれまで、首長の育休取得を「休もうと思っても休めないのが日本の現状。世間を知らなすぎる」と批判していた。この日も「僕なら休まない」とした上で、「1、2時間じゃなく、2週間ボーンと休んだらどうか。県民に『仕事に支障をきたしても育児休暇を取得しよう』と呼びかければいい」と語った。