9月14日投開票の民主党代表選に小沢一郎・前幹事長が立候補する意思を明らかにした26日、県連所属の4人の国会議員の間では支持が分かれた。参院選敗北の菅氏の責任を問う声や、小沢氏の政策実行力への期待が高まる一方、3カ月前に辞任したばかりの小沢氏が復権を狙う姿勢を批判する声もあがった。 ◇ ◇ 小沢グループ「一新会」所属の若泉征三衆院議員は「小沢氏を応援する」と明言する。小沢氏が当初、グループ内でも代表選への立候補について明らかにしていなかったため、菅首相の続投を支持する考えだったという。 菅首相が打ち出した「脱小沢」路線に「人事など偏りがあり、挙党態勢を築けなかった。だから周囲が小沢氏に出馬を促した」と解説した。 県連代表の松宮勲衆院議員は参院選敗北の責任問題に言及し、「菅氏の消費税の増税発言などで逆風が吹いた。しかし、参院選後の両院議員総会で、菅氏は代表選までは今の態勢を続け