今度はエルドアン氏の風刺画 仏週刊紙、トルコ激怒 2020年10月28日21時43分 【エルサレム時事】フランスの風刺週刊紙シャルリエブドは27日、トルコのエルドアン大統領の風刺画をインターネット上に公開した。これに対してトルコ政府は猛反発。現地メディアによると、トルコ検察が大統領侮辱罪での捜査を開始した。両国関係はさらに悪化しそうだ。 ムハンマド風刺画は「許されざる大罪」、イラン最高指導者が非難 風刺画では、下着姿でソファに座ったエルドアン氏が「オー、預言者!」と言いながら、体を覆うイスラム教の衣装を着た女性のスカート部分をまくし上げ、臀部(でんぶ)を露出させる様子が描かれている。 イスラム教で預言者ムハンマドの冒涜(ぼうとく)は決して許されない。エルドアン氏は28日の演説で「標的になっているのは私ではなく、われわれが守る価値観だ」と述べた。 トルコ大統領府のカルン報道官は、ツイッターに
仏大統領「私たちは風刺画を放棄しない」[ロンドン発]表現の自由を議論するため風刺週刊紙シャルリエブドのイスラム教預言者ムハンマドの風刺画を授業で見せた中等学校教員サミュエル・パティさん(47)が16日パリ近郊で首を切断されて殺害されたテロ事件で、パティさんの死を悼む国家追悼式が21日、ソルボンヌ大学で行われました。 エマニュエル・マクロン仏大統領はパティさんの棺の前でこう誓いました。「パティ先生、私たちは続けていきます。あなたが教えた自由を守っていきます。私たちは世俗主義を発展させていきます。私たちは風刺画や戯画を放棄することはありません」 「あなたは愚かさとウソ、他者への嫌悪といった恐ろしい謀略の犠牲になりました。イスラム過激主義者たちが私たちの未来を奪おうとしているため、サミュエル・パティは殺されたのです。あなたのような静かな英雄をイスラム過激主義者たちは持っていません」 「ササミュエ
トルコのエルドアン大統領は24日、中部カイセリの与党会合で演説し、イスラム教に対する考え方を巡って、フランスのマクロン大統領には「精神的な治療が必要だ」と批判した。ロイター通信によると、フランス政府は「決して受け入れられない」と猛抗議し、駐トルコ大使を呼び戻した。 熱心なイスラム教徒のエルドアン氏は、宗教色の強い政権運営を進めている。マクロン氏が今月上旬に「(フランスの)統合に反するイスラム過激思想」との戦いを宣言して以来、批判を強めていた。イスラム教預言者に対する風刺を「冒涜する自由」として擁護するマクロン氏の立場にはイスラム世界から反発が出ている。 エルドアン氏は「イスラム教徒の何が問題なのだ。信仰の自由を理解していない国家元首に何と言えばいいのか。あなた(マクロン氏)はいつも私をいじめるが、あなたが得るものはない」と述べた。(共同)
フランスのマクロン大統領は1日、2日付の風刺週刊紙シャルリー・エブドが、かつてイスラム教徒の反発を招き2015年の同紙本社襲撃テロのきっかけとなったイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を再掲載したことをめぐり「フランスには冒涜する自由がある」と表明した。 訪問先のレバノン・ベイルートで記者会見したマクロン氏は「報道の自由があり、大統領は編集の決定に判断を下さない」とした上で、会員制交流サイト(SNS)を例に挙げ「表現の自由には憎悪を唱えないようにする義務もあるが、風刺は憎悪ではない」と述べた。 シャルリー・エブドは同テロをめぐる公判開始に合わせ、デンマーク紙が05年に掲載し、シャルリエブドが06年に転載した12の漫画などを再掲載。風刺画が原因でテロが起きたことを「伝える義務」があるとして、言論の自由を貫く姿勢を訴えた。(共同)
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今年1月の風刺週刊紙「シャルリエブド」へのテロに続き、13日にパリで129人の死者を出す同時多発テロが発生し、フランスが相次いでテロの標的になる背景に関心が集まっている。未遂事件まで合わせれば、今年に入って8度目のテロだ。 フランスが相次いでテロの標的になるのは、内的・外的要因が複合的に作用している。内部的には、不景気で仕事を失ったイスラム教移民者が増え、社会に恨みを抱いた「孤独なオオカミ」が増加し、イスラム過激組織「イスラム国」(IS)が彼らを戦略的に活用した。フランスで、イスラム教はカトリックに続き信徒が多い。人口6600万人のうち最大で約10%がイスラム教徒と推定される。フランス内のイスラム教徒の多くは、ISが属するスンニ派だという。 「寛容の国」と呼ばれたフランスは、長年の景気低迷と移民増加の中、イスラム教徒を包摂することができていない。2005年10月末に始まり約2ヵ月続いたパリ
「ガイアの夜明け」放送翌日のきょう、担当ディレクターが、取材対象者や関係者に連絡して番組への感想や反応を聞く。 放送直後から大きな反応があって驚いていたそうだ。 生産者のものづくりの情熱、製品が世の中に認められるまでの苦労、生産地を襲う危機と打開策・・・「物語」のある商品は、やはり魅力があり、買いたくなる。以前、「ガイア」で紹介された鎌倉シャツの作り手の熱意に感じ入って、ちょっと高いのだが思い切って買ったことがある。そのシャツを着ると気持ちがしゃんとするから不思議である。「物語」を背負って着ているからだろう。 すでに番組放送中から、みかんジュースをつくる和歌山の伊藤農園と甲州ワインの中央葡萄酒のホームページは、視聴者からのアクセスが集中してつながりにくくなっていた。 明けてきょうになると、通販での商品注文が殺到して大変なことになっているという。 私も伊藤農園のサイトから「お試しセット」(5
【調査会NEWS1759】(27.1.14) 今回のフランスでの一連の事件で犠牲になった方々に心より哀悼の意を表する次第です。 それと同時に、ムスリムの方々にぜひお願いしたいことがあります。詳しい経緯は知らないものの、少なくとも絵を見る限り「シャルリエブド」に掲載された風刺画は常識を逸したものです。同じことをキリストについてやったらどうなるのか、考えれば分かります。 しかし、あのような事件を起こせばイスラム世界全体がテロリストのように思われ、本来自制してしかるべき低俗な風刺画を載せた新聞が「言論の自由」の象徴、あるいはヒーローになってしまいます。少なくとも事件を起こしたテロリストは法に従って厳罰に処されるのが当然ですから。また、こういう事件はウイグルで中国共産党政権の行っている激しい人権侵害の口実にもされてしまいます。 イスラム社会の中からあのような過激派を抑える努力をもっと積極的にし、誹
※追記:文中で人間違いを行うという致命的なミスを行ってしまいました。James Faronという方に触れていますが、正しくはFrantz Fanonです。当該箇所でも追記しております。混乱を招いたことをお詫び申し上げます。なお、お恥ずかしいことにJames Faronという名前も、正しくはJames Fearonです。彼もまた有名な政治学者です。 ※追記2:最後に若干加筆しました。 ※追記3:最後にほんの少しだけ加筆。本件で真に掲げるべき標語について。 ※追記4:ブコメに対する返信をトラバに追加。及びブコメで指摘された誤訳について修正。 ※追記5:反応が非常に多いのですが、私の意図していることがあまり伝わっていないようなので、別エントリで行ったブコメへの返信の一部を載せます。また、追記3における本文での誤字も修正しました。ご指摘ありがとうございます。 フランスではJe suis charl
中国国営通信の新華社は12日までに、フランスの風刺週刊紙銃撃など一連のテロ事件について、テロを非難する一方、シャルリエブド紙の編集方針にも問題があったと指摘し「報道の自由にも制限が必要」と主張する評論記事を配信した。 記事は11日に配信。世界の宗教や民族には皆精神的なタブーがあり、互いに尊重するべきで「制限や原則のない風刺、侮辱、言論の自由は望ましくない」と強調した。中国政府が行っている報道規制を正当化する狙いもありそうだ。 中国外務省の洪磊副報道局長は12日の記者会見で、評論記事と政府の見解が一致するか聞かれると「新華社の観点」としつつ「中国は一貫して異なる文明や宗教は互いに尊重し合うべきだと主張している」と強調した。(共同)
【北京=矢板明夫】フランスの週刊紙銃撃事件を受け、中国のインターネットには、イスラム教を信奉する国内のウイグル族などに対する締め付けの強化に賛成する意見が寄せられている。中国当局が、ウイグル族に関連する暴力事件と、欧米などに起きたイスラム過激派によるテロ事件と関連づけ、宣伝していることが背景にあるとみられる。 新疆ウイグル自治区の人民代表大会(地方議会)が今月10日、ウルムチ市内の公の場で、イスラム教徒の女性が顔や体を覆うベールやスカーフなどの着用を禁じる規定を可決したとき、メディア報道やネット上の書き込みは歓迎する声で埋まった。 横暴な振る舞いが多い中国の警察に対しては、ネット上で厳しい意見が寄せられることが多いが、ウイグル問題になると「当局の強硬姿勢」を評価する書き込みがほとんどだ。 一方で、フランスの週刊紙銃撃事件に関連するものとしては、「フランスは宗教に対して甘すぎる」「中国のよう
フランス国際放送TV5MONDEの7日の報道によると、同日昼頃、首都パリの市街地区で風刺週刊誌「シャルリー・エブド」を発行するシャルリー・エブド本社がサブマシンガンとロケット砲で武装した人物に襲撃され、12人が死亡し、多数の負傷者が出た。 フランス国内でのテロ事件としては、40年ぶりに死者数が最も多い事件となった。 実際、ここ2~3年のフランスはテロの脅威にさらされていた。2013年に米国誌「タイム」に紹介されたフランス政府のセキュリティ部門の高官の話では、「フランスは米国に代わって原理主義やテロリストの1番目の標的になりつつある。次々と起こるテロ事件がその証拠だ」という。 ▽長期にわたり問題が激化 今回の襲撃事件を分析すると、直接の原因は「反イスラム」とされる同誌にイスラム教を風刺する漫画がたびたび掲載されたことで、テロリストに報復のための襲撃という口実を与えてしまったことにある。 だが
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