自民党の下村博文前政調会長は4日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が現在の団体名への名称変更を文化庁から認められた経緯に関し、当時、文化庁を所管する文部科学相だったとして「今となっては責任を感じる。十分に状況を踏まえながら判断していく必要があった」と述べた。一方で、名称変更に自身の関与したかどうかについては「政治的な圧力は全くなかった」と否定した。所属する安倍派(清和政策研究会、97人)の会合後、記者団に語った。
森喜朗元首相との会談を終え、うつむきがちに無念の表情のような安倍晋三首相=17日午後、首相官邸(斎藤良雄撮影) 総工費の膨張が批判を浴びている新国立競技場の建設問題で、安倍晋三首相が建設計画の白紙撤回を表明した17日、これまで財源確保や建設計画を推進してきた文部科学省内からは戸惑いや先行きを不安視する声が相次いだ。 「白紙って、これまでの手続きをどこまで戻すのか…」。安倍首相の白紙撤回表明を受け、文科省職員の一人は抜本的な方針転換に絶句。「『今からの見直しはほぼ不可能に近い』と国会などで説明してきたのに、今からのスタートで本当に間に合うのか」と首をかしげた。 目標の予算規模も未定の中、今後国際コンペでのデザイン選定と業者選びが再び行われる予定だが、文科省幹部は「業者を選び直すにしても、工事の遅延などで完成時期が少しでもずれ込むと五輪開催に間に合わない恐れがある。工事を請け負うゼネコン業者側
下村博文文部科学相は1日の記者会見で、採択地区協議会が選んだ育鵬社版中学公民教科書を拒んだ沖縄県竹富町教育委員会への対応に関し、「地方自治法に基づく是正要求も含め政府で調整している。一定の手続きが終われば即、(是正要求を)出したい」と述べた。 竹富町教委は他社版を使っているが、下村氏は教科書無償措置法が採択地区内で同じ教科書を使うよう定めていると説明。「政権交代直後から、法治国家としてのルールに従ってほしいと丁寧に指導助言してきた。違法状態が継続していることは大変遺憾だ」と語った。
28日に行われたサッカーの日本対韓国の試合で、韓国のサポーターが「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれた横断幕を掲げたことに、下村文部科学大臣が「国の民度が問われる」と発言したことについて、韓国政府は「無礼な発言であり、極めて遺憾だ」とするコメントを発表しました。 この問題は、28日、ソウルで行われたサッカーの東アジアカップの日本対韓国の試合で、韓国のサポーターが「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれた巨大な横断幕などを掲げたもので、下村文部科学大臣は、30日、閣議後の記者会見で「もし、日本国内でこうした行為があったら、ほかのサポーターが止めたのではないか」としたうえで、「こういうことは国の民度が問われることだと思うし、韓国の国民にもフェアな形で試合ができるよう今後に期待したい」と述べました。 これについて、韓国外務省は「責任ある政府高官がわが国の国民に対して無礼な発言をしたことは極め
教科書検定、見直し検討=下村文科相 教科書検定、見直し検討=下村文科相 衆院予算委員会で答弁する下村博文文部科学相=10日午前、国会内 下村博文文部科学相は10日午前、衆院予算委員会の集中審議で、教科書検定制度について「現状と課題を整理し、見直しについて検討したい」と述べ、近現代の歴史に関して近隣アジア諸国への配慮を目的として検定基準に定めている「近隣諸国条項」などの見直しに意欲を示した。 安倍晋三首相も「第1次安倍内閣で教育基本法を変えたが、残念ながら検定基準には改正教育基本法の精神が生かされていない」と指摘した。 自民党は昨年の衆院選公約で「教科書検定基準を抜本的に改善し、近隣諸国条項も見直す」と明記している。下村氏は「客観的な学問的成果に基づいて、正しく学び、誇りを持った日本人としてのアイデンティティーが確立されることが大変重要だ」と強調した。自民党の西川京子、日本維新の会の中山
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