最新コメント 空又 覚造 - 05-01-2019 09:34:44 捕鯨と食文化に関する鋭い分析である。日本語文章でこれほど優れた文章に出会うことは稀である。全ての意見に賛成はできないが大変参考になった。 実は私も戦後生まれのクジラ肉で育った世代である。まず学校給食で。次にクジラ肉缶詰で弁当や朝食を食べていた。それほど貧乏ではなかったが,クジラ肉よりも味付けされたドロッとした油で米飯を食べた。これが実にうまい。クジラ肉はいらないほどであった。 クジラ捕鯨の残虐性が唱えられ民間団体NGO妨害もあり,小売店やスーパーでクジラの缶詰を見かけることはだんだん少なくなって,皆無になった。 敗戦後の日本は貧しかったので美国は学校給食用に小麦パンと脱脂粉乳(牛乳とは呼べない最低水準の品質)を提供して子どもたちの胃袋を満たしてくれた。これが無かったら日本の高度経済成長があったかどうかも怪しい。瑞穂の国の