連合の神津里季生会長は15日の記者会見で、立憲民主党が次期衆院選公約の土台となる基本政策に「原発ゼロ社会を一日も早く実現する」と盛り込んだことに苦言を呈した。「原発ゼロという言葉自体が、その分野で働く人の気持ちを傷つける。残念だ」と述べた。立民は党綱領に原発ゼロを明記しており、先月策定した基本政策は綱領を引用する形で原発ゼロに言及した。
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民進党最大の支持団体、連合の神津里季生会長は10日の記者会見で、野党間の選挙協力について「民進党が共産党と手を組んで大きく左旋回することを、多くの人が歓迎しているとはとても思えない」と述べ、次期衆院選で共産党との連携を模索する民進党執行部を強く牽制した。 神津氏は、先月の新潟県知事選や衆院東京10区、福岡6区両補欠選挙をめぐり、民進党側と「ボタンの掛け違いも含めた対応があった」と指摘。次期衆院選の候補者調整も念頭に「国民目線からみて、民進党が共産党と手を携えるのは本当の意味でどうみられるのか。よくよく考える必要がある」と言及した。 神津氏は、原子力発電所の再稼働についても、国の安全確認などを条件に認める立場を重ねて強調。「相当議論を重ねて見いだした連合としての考え方なので、おいそれと変えるようなものではない」とも述べ、民進党が「再稼働反対」を掲げる共産党と足並みをそろえないよう求めた。
連合の神津里季生会長に、民共連携について聞いた。 --次の衆院選で民進党は共産党と連携すべきか 「今夏の参院選は安全保障問題について共通の考え方があり、野党の中心にある民進党に共産党が乗るという形だった。野党共闘はプラスに働いたところもゼロではないが、マイナス部分も相当あった。そこはしっかり見極めなければならない。ずるずる野党共闘という言葉が独り歩きするのは違う。衆院選は、本当の意味で基本政策の一致がなければ『共闘』という文字にふさわしくない」 --共産党は野党連立政権「国民連合政府」構想を掲げている 「連合は民主的な労働運動を行ってきた組織であり、歴史的な経過もある。共産党が党名と綱領を変えるような本当の変革を考えているなら別だが、共産党と互いに信頼できる間柄にはならない」 --民進党に期待する政策は 「旧民主党政権時代に掲げた子ども手当や高校授業料無償化といった政策は、これからの日本を
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