自民党の小泉純一郎元首相は4日、横浜市の慶応大で開かれた国際安全保障学会年次大会で講演し、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件について「尖閣の問題も悪いことばかりではない。民主党が政権を取ったころにあった『日米中正三角形論』がとんでもないということが分かってきた」と語り、民主党の一部に根強い米中両国との等距離外交論を批判した。 その上で「日本は米国の同盟国として信頼される行動を取っているか。真剣に考えなければいけない」と述べ、日米同盟の現状に懸念を示した。
2021年10月(9) 2020年08月(1) 2020年06月(1) 2020年05月(9) 2020年04月(4) 2020年03月(3) 2019年12月(1) 2018年08月(1) 2018年04月(1) 2018年01月(1) 2017年11月(1) 2017年10月(11) 2017年09月(19) 2017年08月(17) 2017年07月(19) 2017年06月(21) 2017年05月(26) 2017年04月(23) 2017年03月(25) 2017年02月(20) 本日12月4日は日本の首都が平城京から平安京に遷都された日であり、平安時代が始まった日と言える。昨今の歴史ブームもあり、この時代の人気も上がっている。だが、平安時代は果たして良い時代なのだろうか? 平安時代は文学が有名である。だが、その代表作として知られている源氏物語と伊勢物語は作品中に非実在青少年が
全国都道府県知事会議で「大阪都構想が必要」と訴えた後、記者の質問に答える大阪府の橋下徹知事 =11月22日午後、首相官邸(早坂洋祐撮影) 「橋下さん、本当に本気なんですかね。もののはずみで言っちゃってひっこみつかなくなったんじゃないの?」。橋下徹知事が掲げる大阪都構想について、ある総務省幹部はそんな感想を述べる。 まだ本格的に取材を始めて2カ月でしかないが、私の感想も似たりよったりだ。特別区の区割りも、区議の数も、移譲する権限や財源もあいまいなまま、大阪都という枠組みの主張だけを声高に繰り返す。 その様子を見ていると、都構想とは、運動部の部員がそろってランニングをするときのかけ声のようなもので、試合(選挙)が終わればいつの間にか消えている。そんな印象を強くしている。 しかし本来、地方自治制度が疲弊し、倒れそうになっている今ほど、自治について深みのある議論と、現状を打開する発想が求められてい
◆宰相目指す実力者の登場 昭和40年代の前半、日本中いや世界中に、いわゆるスチューデントパワーが吹き荒れた。 欧米ではベトナム戦争などに反対する反戦デモが渦巻いた。日本では「全共闘」が大学を封鎖し、授業をストップさせる。封鎖解除のため機動隊が導入され、東大では44年の入試が中止となる。もはや大きな社会問題だった。 その萌芽期ともいえる昭和42年9月、ひとつのニュースが日本中の注目を集めた。自民党の衆院議員、中曽根康弘が拓殖大学の第12代総長に就任したのである。 拓大では、初代の桂太郎をはじめ第3代の後藤新平ら政治家が総長(学長)をつとめることは珍しくはなかった。だが中曽根はそんじょそこらの政治家ではない。 49歳と政治家としては若かったが、すでに衆院当選9回、閣僚も経験し、「新政同志会」という派閥を率い、将来は宰相を目指すバリバリの若手実力者だった。 加えて初当選以来、吉田茂政権と対決し、
臨時国会が閉幕したが、菅直人首相の政権運営が現状のままでは立ち行かなくなることは明らかである。 政権運営の要である仙谷由人官房長官が参院で問責決議を受けたにもかかわらず、仙谷氏をその職にとどめておくことの支障が広がっている。このことに目をつぶってはなるまい。 自民党は仙谷氏が居座ったままなら来年の通常国会を冒頭からボイコットする方針を表明した。 首相は来年度予算編成に先立ち、仙谷氏の更迭と兼務させている法相の人事などを行い、新布陣で臨むしか方策はあるまい。 仙谷氏の問責が可決されたあと、野党側が与野党党首会談で仙谷氏の同席を拒否し、全閣僚が出席する党首討論も開けなかったことをどうみるのか、である。 仙谷氏は3日の記者会見で、自らの進退について、「首相が今日か明日に『これでいい』というかもしれないし、法相に専念せよといわれるかもしれない」と語った。その後、「両方頑張る」と修正したが、官房長官
尖閣ビデオ流出問題で会見する中井洽予算委員長=5日午前、東京・永田町の衆院第1議員会館(酒巻俊介撮影) 民主党の中井洽(ひろし)衆院予算委員長(68)が11月29日の議会開設120年記念式典で、秋篠宮ご夫妻に対し「早く座れよ。こっちも座れないじゃないか」と非礼な発言をした問題で、衆院へ懲罰動議が出る事態となった。皇室への理解と敬愛の念が不十分な言動は、残念ながら中井氏以外の政治家にも時に見受けられる。特に、民主党が中井氏の非礼な発言を頑(かたく)なに否定し、擁護に走ったことは相当な問題だ。何事にも責任をとらない党の体質が、皇族にかかわる問題でも現れてしまった。礼節こそが、人と禽獣(きんじゅう)を区別するものではなかったか。日本の政治家の劣化はいつやむのだろうか。 ◇礼節わきまえず 「この国会は『蛤(はまぐり)の変』で終わることに。情けない」 中井氏への懲罰動議が出た1日夜、公明党幹部はこう
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