挨拶に訪れた松原仁拉致問題担当相(右)と話す、拉致被害者の横田めぐみさんの父、滋さんと母、早紀江さん夫妻。中央にはめぐみさんの写真などが入ったファイルが置かれた=14日午後、川崎市(緑川真実撮影) 松原仁拉致問題担当相兼国家公安委員長は15日のNHK番組で、北朝鮮に対する経済制裁などの圧力について「強める可能性はあっても弱めることはしない」と述べた。 同時に、拉致問題に関し「解決するには最終的に交渉しなければ進まない」と述べ、北朝鮮側との対話に前向きな姿勢を示した。 警察捜査をめぐっては、取り調べの可視化を進める一方で、おとり捜査の拡大の必要性を指摘した。