米国議会が最近の北朝鮮の長距離ロケット発射、3度目の核実験の可能性などに対応し、韓国内に戦術核を再配置する案を推進していることが確認された。 米外交専門誌フォーリンポリシーは10日(現地時間)、米下院軍事委員会が前日の全体会議で、西太平洋地域の米軍の戦力を拡大し、戦術核兵器を再配置する案を支持する「2013国防授権法修正案」を可決処理したと伝えた。 また修正案はクリントン国務長官とパネッタ国防長官に対し、「北朝鮮が弾道ミサイルや核兵器の開発など好戦的な行動で同盟国に脅威を与えることに対応し、この地域(韓半島)に核兵器を前進配置する案の実行の可能性と細部計画」などに関する報告書を提出するよう要求した。 共和党所属のトレント・フランクス議員が発議したこの修正案は賛成32票、反対26票で可決された。共和党議員ではランディ・フォーブス議員だけが反対し、民主党議員2人も賛成票を投じたことが分かった。