三木睦子さん死去=護憲活動に尽力−故三木元首相夫人 三木睦子さん死去=護憲活動に尽力−故三木元首相夫人 故三木武夫元首相夫人で、護憲活動に尽力した三木睦子(みき・むつこ)さんが7月31日午後0時34分、大腸腫瘍のため都内の病院で死去した。95歳だった。千葉県勝浦市出身。自宅は東京都渋谷区南平台町18の20。葬儀は近親者で済ませた。お別れの献花式は7日午後3時から、港区南青山2の33の20の青山葬儀所で。喪主は長男啓史(ひろふみ)氏。 三木さんは昭和電工の創業者である森矗昶(のぶてる)氏の次女として生まれ、1940年に三木元首相と結婚。以降、元首相が88年に亡くなるまで、「クリーン三木」と称された夫の政治活動を陰で支えた。同年には、国連婦人会会長や全国発明婦人協会会長を務めた功績から藍綬褒章を受けている。 元首相の死後は、積極的に表に出て言論活動に従事し、「リベラル」派の象徴的存在として