日本共産党の志位和夫委員長が28日に出演したニコニコ動画の「ネット党首討論」は視聴者の疑問・質問に答える形式で進められ、経済・外交政策をめぐる「自共対決」の様相がくっきり浮かび上がりました。司会は、ジャーナリストの角谷浩一氏でした。 国民へのメッセージ 景気・原発・憲法――どんな問題でも自民党と対決し、抜本的対案を示す 冒頭、各党党首が1分間ずつ視聴者に訴えました。安倍晋三首相は「次元の異なる3本の矢の政策で日本を覆っていた空気は大きく変わった」と発言。公明党の山口那津男代表は「連立政権の経済対策は確実に実績を生みつつある」、みんなの党の渡辺喜美代表は「アベノミクスが大胆な金融緩和をおとりになったのは大変結構だった」と追随しました。 民主党の海江田万里代表は「中間層を厚く、そして豊かにする」というだけでその方法を語りませんでした。欠席した日本維新の会の橋下徹共同代表はメッセージを寄せ、日本
鳩山由紀夫元首相が香港のフェニックステレビの取材に対し、尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐる中国側の主張に理解を示したことで、中国のネット上には「真の政治家だ」「英雄だ」と鳩山氏を称賛する声があふれている。ただ、少数ではあるものの鳩山氏の影響力を疑問視する声や、「売国奴だ」と指摘する冷めた意見もみられる。 事実誤認に基づく“理解” 鳩山氏のインタビューは25日午前8時(日本時間)すぎと26日午前2時(同)すぎに放映された。25日朝の放送分は約3分間、26日未明放送分は約10分間にまとめられ、いずれもフェニックステレビのサイトで視聴できる。記者が「昨日」の東京都議選の結果について質問していることから、取材日は24日と分かる。 鳩山氏はこの中で、日本政府が領有権問題の存在を否定していることを「非常に、これは中国に対して挑発的な態度に出ている」と指摘。日本領への編入過程についても「中国側から見れば盗
■あるべき「改革」縦横に語る 7月の参院選の前哨戦ともいわれた東京都議選は6月23日に投開票が行われ、自民・公明の圧勝という結果に終わった。 投票率の低さが指摘されたが、先の総選挙同様、こうした結果になるのは、国民感情のマグマが本能的にリーダー・安倍晋三に何かを期待し、支持しようとしているからだろう、としか言いようがない。 本書の著者である渡部昇一氏と日下公人氏は、ともに、安倍首相が小泉第3次改造内閣の官房長官のころから、安倍氏のリーダーとしての資質を高く評価しておられた。 しかも、お二人は旧知の間柄であるにもかかわらず、これまで対談本が一冊もなかった。 そこで、お二人に、「日本を取り戻す」ために、安倍政権は何をなすべきか、もっと言えば、アベノミクス以後の「日本の改革」はどうあるべきかを、憲法、教育、外交、エネルギーなどの分野で縦横に語ってもらった。
朴槿恵(パク・クネ)大統領の中国訪問は韓国では「中国が異例の厚遇」「中国に朴槿恵ブーム」「朴大統領が華麗なファッション外交」「“経熱政冷”から“経熱政熱”へ」などと大々的に伝えられている。 「経熱政熱」とは、これまで経済に比べ政治はいまひとつだった両国関係が、今後は経済も政治も緊密になるという意味だ。見栄えのいい女性大統領の人気もプラスアルファになっているが、今や中国と韓国は“蜜月ムード”だ。 韓中は1992年の国交正常化以来、21年たつ。しかしこれまで多くの首脳会談が行われてきたにもかかわらず不思議なことに両国の“過去史”が問題になったことはない。 韓国にとって中国は過去、朝鮮戦争(1950~53年)の際の侵略者であり、南北分断固定化の元凶である。当時の毛沢東は北朝鮮の金日成(キム・イルソン)の韓国侵略戦争を支持、支援した。さらに韓国・国連軍に反撃された後、中国の軍事介入がなければ韓国主
中国訪問中の韓国の朴槿恵大統領は29日、1940年代に日本の植民地支配に抵抗した朝鮮人らが部隊の拠点を置いた陝西省西安に、記念の石碑を建てる許可を出すよう同省の共産党幹部に要請した。聯合ニュースが伝えた。 朴氏は28日にも、習近平国家主席に対し、初代韓国統監を務めた伊藤博文を暗殺し死刑になった安重根の石碑を、暗殺現場の中国黒竜江省のハルビン駅に建てたいとして協力を要請している。 中国国内にある抗日運動ゆかりの地に記念碑を建てることで、中国と韓国が歴史問題で共に日本に向き合う構図を強調したい考えとみられる。 朴氏が石碑の設置許可を求めたのは、日本に抵抗した独立運動家らが上海で樹立した大韓民国臨時政府の傘下にあった「光復軍」が拠点を置いた場所。朴氏は、韓国は2009年から設置事業を進めてきたと述べたという。(共同)
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