日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は14日、東京都の猪瀬直樹前知事の辞職に伴う都知事選(23日告示、2月9日投開票)で、「脱原発」を主張する細川護煕(もりひろ)元首相が出馬を表明し、小泉純一郎元首相が支持する意向を示したことについて、「原発フェードアウト(撤退)論をずっと言ってきた(維新)側からすれば、元総理が2人も旗を振ってくれるのはありがたい」と細川氏にエールを送った。府庁で記者団の質問に答えた。 維新は都知事選について自主投票としているが、松井氏は原発問題を「大きな政治テーマだ」として、細川氏に「頑張ってもらいたい」と激励。ただ、維新共同代表の石原慎太郎氏は、立候補を表明した元航空幕僚長の田母神俊雄氏の支援を表明しており、松井氏は「(細川氏を)『歓迎』とまでいうと、石原御大(おんたい)に怒られる」と述べた。 維新は平成24年12月の衆院選で、公約とともに策定した政策実例集に「既設