2014.04.21 戦後補償、ではない 追記あり (16) テーマ:ニュース(99712) カテゴリ:対中・対韓関係 中国 商船三井の船差し押さえ 戦後補償訴訟初の強制執行 中国上海市当局は20日、商船三井が所有する貨物船1隻を差し押さえたと発表した。日中戦争が始まる前年の1936年に日本の海運会社に船舶を貸し出した中国企業の経営者の親族が、当時未払いだった賃貸料などの支払いを同海運会社の流れをくむ商船三井に求めていた。中国の裁判所では親族側の勝訴が確定していたが、商船三井が賠償に応じないとして、上海海事法院が19日に浙江省の港で差し押さえた。 戦後補償をめぐる裁判で、日本企業の資産が中国側に差し押さえられたのは初めてとみられる。戦時中に日本に強制連行されたと主張する中国人元労働者らの訴えも相次いでおり、被告となった日本企業を揺さぶる狙いがありそうだ。 海事法院に差し押さえられた商船三井