ロシアのプーチン大統領の側近とされるセルゲイ・ナルイシキン下院議長は3日、国会内で山崎正昭参院議長と会談した。ナルイシキン氏は、ウクライナ問題を受けた各国のロシアへの制裁措置について「一方的な措置は信頼関係をつくる上で建設的ではない」と述べ、欧米と歩調を合わせる形で制裁に踏み切った日本を牽制(けんせい)した。安倍晋三首相に近い自民党の高村正彦副総裁、日本企業関係者とも会談した。 ナルイシキン氏は文化交流イベント「ロシア文化フェスティバル」参加のため2日に来日した。同日夜には伊吹文明衆院議長が主催する非公式夕食会に出席。夕食会では、森喜朗元首相が「11月に千葉県でサンボの大会がある。その時期にプーチン大統領に来日してほしい」と要請したのに対し、ナルイシキン氏は「日露関係をさらにしっかりとしたものにしていきたい」と述べるにとどめた。 日本側は今回、G7(先進7カ国)との関係に配慮し、ナルイシキ
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