日本の侵略が朝鮮分断70年の要因/「米朝平和条約締結提唱宣言」を発表/浅野健一 2015年12月04日 13:41 主要ニュース 文化 ベルリンで「朝鮮半島統一」目指す国際シンポ 11月22日、成田を発ち、ベルリンに着いた。経由地のブリュッセル空港のターミナルでは自動小銃を手にした多数の兵士が警備していた。ベルリン空港には雪が積もり、温度計は摂氏零度を示していた。 日本の真冬のような寒さの中で、24日から3日間、「第2回朝鮮半島の平和と安全に関する国際シンポジウム」が開かれ、朝鮮の再統一を目指す世界13カ国の研究者、平和運動家、ジャーナリスト、宗教指導者ら約50人が熱い議論を展開した。シンポの最終日の26日、「朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)と米国との平和条約の締結を提唱する国際連帯」(ICAPKU)の名で「米朝平和条約締結提唱宣言」を採択し、27日に記者発表した。宣言は、朝鮮戦争(1953