昨年4月末に開業した複合型商業施設「グランフロント大阪」の10カ月間の売上高が先日発表された。発表によると売上高395億円、来場者数は4600万人となっており、年間売上高目標の400億円を超えることは確実となった。このままのペースで推移するなら残り2カ月間の売上高を加えると最低でも420億円強に届くと考えられる。一方、年間来場者数は当初の目標は2500万人だったが、こちらは2倍近くにまで増えることとなる。 この数字を見るとグランフロント大阪への来場者数がいかに多く、そして関西の消費者の財布のヒモがいかに固いかが感じられるのだが、ホテルやオフィス、マンションも併設されていることを考えればこの来場者数も当然と言える。 今後、ホテルやオフィスが繁盛すればするほど来場者数は増えることになる。それでも、来場者数は当初目標を大幅にクリアしながら、売上高が当初目標にはまったく届かずに沈み続けたJR大阪三