「忘れられる権利」がGoogleにとって「難しい」問題であることが分かってきた。同社は、「前進しながら学んでいる」と認めている。 「忘れられる権利」は、欧州連合(EU)が法制化した権利で、古い個人情報をオンラインの検索結果から削除するよう本人が申請できるというものだ。「Google」や「Bing」のような検索エンジンに対して、古い情報や不適切な情報(根も葉もない非難や不当な逮捕など)に関するオンライン記事や投稿を検索結果から削除するよう、誰でも請求することができる。 Googleで欧州担当のコミュニケーションディレクターを務めるPeter Barron氏は、現状を「学習過程」と説明している。BBC Radio 4の番組「Today」に出演したBarron氏は、BBCの経済担当編集者Robert Peston氏との論戦で、Peston氏が書いた記事の1本が、先日Googleの検索結果から削除