Microsoftからの突然の後押しを受けて、ウェブ上のリッチなタイポグラフィを目指す取り組みは、実現に向けて大きく前進した。 Microsoftは米国時間4月19日、「Web Open Font Format(WOFF)」と呼ばれる技術を用いたウェブベースのフォントの標準化を進めるWorld Wide Web Consortium(W3C)の新たな取り組みへの支援を正式に表明した。これはMicrosoftが新たなウェブ標準と深く関わっていくことを示す最新の兆候となっており、デザイナーにとっては、単に人々のコンピュータ上にインストールされた数種類の書体だけでなく、さらにウェブでの表現を広げていく取り組みに大きな後押しが得られたことを意味している。 MozillaやOpera SoftwareがWOFFを支持するのを見るのは、両社が長年に渡ってウェブの最高水準の技術を推進することに努めてきた