本日十一月一日付で昇進した。 我社は大人の事情でほぼ全員が管理職。役職付。ノー残業、代。営業部だけでも、部長、次長×二名、副部長、部長代理、部長補佐、室長、課長×四名と、「長」の付く人間が、11人いる。そのため部長〜課長間の人類の序列が曖昧、不可解、奇々怪々になり混乱、九人の給与(年俸)が変わらないことがその混乱に拍車をかけ、業務に支障が出はじめていた。 そんな営業部の現状を嘆いた社長が大英断を下した。人事制度を刷新して、部長以下の人間を全員課長とし(注/大人の事情でこの人事は行われなかった)、営業部をとりまとめる新リーダーとして営業二課、僕自身とぷーやん(事務パート/50代女性)計二名を立派にまとめあげていた僕を抜擢したのだ。 先週末に社長に呼び出されその構想を打ち明けられた。社長室にはいるや否や「命拾いしたな」と言われた。「命拾いしたな」は社長の口癖。社員はただ、はい、助かりました、と