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人間に関するcinemathejuryのブックマーク (4)

  • アーティストは6時間肉体を差し出した。観客が彼女に行ったことは恐怖さえ感じさせる

    刺激の強い描写が含まれています。閲覧の際はご注意ください。 マリーナ・アブラモヴィッチ(Marina Abramović)は、ユーゴスラビア出身、現在はニューヨークを拠点として活動しているパフォーマンス・アーティストです。1970年初頭より30年以上におよぶ活動から、現代美術における「パフォーマンスアートのグランドマザー」と自らを称し、世界の美術界で大きな影響力を持つ女性アーティストとして知られています。 その作品は、芸術家と鑑賞者の間の関係性を重視し、身体の限界や精神の限界・可能性を探究したものが多く、自身の身体に暴力を加えるなどの過激なものも多く発表しています。 中でも1974年にイタリアのナポリで上演された「Rhythm 0 (リズム0)」は、アブラモヴィッチの代表作として有名です。6時間に及んだパフォーマンスは、当時23歳のアーティストが観者の意のままに自らの肉体を使わせる、という

    アーティストは6時間肉体を差し出した。観客が彼女に行ったことは恐怖さえ感じさせる
  • 読み終えた本 - にゃんにゃんゾンビ村

    『橋の上の「殺意」』。畠山鈴香による殺人事件を巡るルポ。実のところ、これを読むまでマスコミ報道で知った「虚像」でしかこの事件を知っていなかった。そして、びっくりするのが裁判でも、鈴香の娘の最期の真相は結局明らかにされていなかった、ということ。俺は報道が印象づけたように、畠山鈴香は嘘つきの殺人犯なのだと思い込んでいた。過剰な演技をする殺人犯だと。しかし、このルポに登場する鈴香の健忘ぶりに、俺はゾッとしてしまった。人間にはこんなことが起こりうるのだ、と迫真をもってこのは描いてみせる。 あまりのショックのために娘に起きたことは忘却されてしまい、帰宅して「娘はどこだろう」と探しまわる鈴香。裁判でも、気で「真相」を知ろうとする鈴香。 裁判員制度直前ということで、テストケースとして公判前手続きで争点が整理されてしまい、真相がきちんと究明されなかった事件。検察も弁護側も、争点以外に目を向けなかった。

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    聖蹟桜ヶ丘へ 今年度の授業が全て終了した。最後の授業はテスト返却とその確認作業の後は特に何をしろとも言われていなかったので、『耳をすませば』の後半、お姉さんと雫が言い争いをする場面を生徒と皆で見た。 この場面。あの場面、お姉さんは雫に「今しなきゃいけないことから逃…

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  • 暴力について、または非暴力的に暴力を批判することは可能か - sekibang 1.0

    アンダーグラウンドposted with amazlet on 06.11.29村上春樹 講談社 売り上げランキング: 6214 Amazon.co.jp で詳細を見る 約束された場所で―underground 2posted with amazlet on 07.04.30村上春樹 文芸春秋 (2001/07) 売り上げランキング: 98066 Amazon.co.jp で詳細を見る 村上春樹の取材によって書かれた2冊の“オウム”を読んで思ったのは、世の中には二種類の暴力がある……ように見せかけて一種類の暴力しかない、ということだ。 ひとつに我々の目には悪意によってなされる暴力がある、ように見える。これは至極簡単な話だ。『アンダーグラウンド』でインタヴューを受けている地下鉄サリン事件の被害者は、そのような悪意によって行使される暴力によって、生活をメタメタに破壊された――ように世間的には

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