東日本大震災から今日で丸一年が経過しました。いま思い出せるだけ、あのときぼくに何が起こったのか回想してみます。 3月9日(水) 正午少し前に、三陸沖を震源とするM7.3の地震が発生。最大震度5弱。以前から来るといわれていた宮城県沖地震がついに来たかと一時身構えるが、これは前震にすぎなかった。 3月11日(金) 午後2時46分、三陸沖を震源とするM9.0の巨大地震が発生。そのときぼくは職場にいたが、同僚ともども建物の外に飛び出す。揺れは3分ほど続き、あまりに強い横揺れのため立っていられずに四つん這いになってこらえる。 揺れがおさまる。すぐに停電。職場の建物は壊れなかったが、内部はめちゃくちゃ。中は危険で入れないため、同僚ともども会社の庭で途方にくれる。ちょうど上司がJIS規格の教習で留守だったため、帰っていいかどうか誰も判断できず。 電話は非常につながりにくく、メールの発信もほとんどできない