(CNN) 米大統領選の投開票日を待たずに、「盗みを止めろ」と銘打たれた運動が再び勢いづいている。この運動には、2020年大統領選でトランプ前大統領が敗れた結果の転覆を図った同じ活動家らが一部参加。再度トランプ氏が落選する場合を想定し、選挙結果を無効化するための手順を逐一策定している。 過去数カ月にわたり、これらの活動家はハリス副大統領の選挙戦勝利を阻止する方策を提示してきた。彼らはかねてトランプ氏の支持者たちに対し、同氏が24年大統領選で敗れるとすればその結果は不正によるものでしかあり得ないとの見方を浸透させている。 具体的にハリス氏の勝利を覆す方策としては、裁判所で選挙結果に異議を申し立てる、連邦議会議員に選挙結果を認証しないよう圧力をかける、抗議行動を盛り上げるといった手段が挙げられる。運動は来年の1月6日、連邦議会が前回と同様選挙結果を認証するその日に最高潮を迎えるとしている。 米