プロ野球・巨人で足のスペシャリストと呼ばれ、通算228盗塁を決めた20年目の鈴木尚広選手が会見で「すっきりとした一言に尽きる。もう悔いはない」と述べて引退を正式に表明しました。 鈴木選手は、福島県出身の38歳、1軍デビューは6年目と遅咲きでしたが、持ち味の俊足で頭角を現し、20年目の今シーズンまで試合終盤の代走の切り札としてチームに欠かせない存在となりました。平成17年から今シーズンまで出場の多くが代走ながら、12年連続のふた桁盗塁をマークして通算の盗塁数を228まで積み上げ、盗塁成功率は、200盗塁以上を達成した選手では歴代トップとなる8割2分9厘としていました。