2011年7月にオスロとその近郊のウトヤ(Utoeya)島で爆破・銃乱射事件を起こして77人を殺害したアンネシュ・ベーリング・ブレイビク(Anders Behring Breivik)受刑者から届いた手紙(2014年9月5日撮影)。(c)AFP/PIERRE-HENRY DESHAYES 【10月20日 AFP】このデジタル時代に手紙が届くということ自体、ある意味、普通ではない。ノルウェーの首都オスロ (Oslo)にあるAFP通信の支局に、その手紙が届いたとき、封筒の字をちらっと見ただけで送り主はわかった。ブロック体で几帳面さがにじみ出た手書きの文字。背筋が凍り付いた。 約1年の間に、私は刑務所から3通の手紙を受け取った。送り主は、2011年7月にオスロとその近郊のウトヤ(Utoeya)島で爆破・銃乱射事件を起こして77人を殺害した右翼の過激派、アンネシュ・ベーリング・ブレイビク(Ande